テーマ:街の不動産屋さん(433)
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ワタシの不動産業営業エリアは特定の地域に狭く限定しているが、 エリア内には屋敷林に囲まれた敷地が500~1000坪の農家が多い。
写真のようなありようが典型的な風景である。
敷地内の畑は、通常、自家用野菜栽培用の家庭菜園で、 農業用地は他所にヘクタール単位で所有している。
自宅はこうしたのどかな環境のよい場所にあるのだが、 実は、市街地にもかなり広大な土地を所有しているケースが多い。
こうした農家の当主がお亡くなりになると、相続税の問題が発生する。
生存中に自分亡きあとのことを考えて対策を講じているケースは稀だ。
街の不動産屋は、こうした、相続税に翻弄される人たちを多くみる。
資産家=農家の普段の生活は、実に、つつましいものだ。
これだけの資産を所有していたのなら、 人生の楽しみのために生前にもっと有効に使えばよかったのに・・・、 思うことがしばしばだ。
亡くなったとたんに、 「待ってました!」とばかりに、お上=国税=相続税に持っていかれる。
同じ税金を払うなら、生存中に計画的に少しずつ処分して現金化して、 譲渡所得税を払いながら、自分も現金をもって人生を楽しめばよいのに・・。
きょうも、相続税申告に必要な書類を整理しながら思ったしだい・・・・。
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