こんばんは、鎌田です。
さて、先日の記事の続きです。
ええ、納豆の記事です。
もう先月になりますが、
僕は、石塚姉弟から誕生日プレゼントとして
正式名称「魯山人納豆鉢」、
略式名称「納豆混ぜ機」(←鎌田命名)
説明名称「納豆を424回手軽に混ぜておいしく仕上げるマシン」(←鎌田命名)
をいただいた。
今回は、その性能について
ちゃんとご報告いたしますよ。
こちらが
「納豆を入れて、ぐるぐるハンドルを回転させると、
中のかき混ぜ棒が倍速で回転し、
300回を超えたあたりで自動的にフタがあいて
醤油投入タイミングをしらせてくれて
そのあとさらにぐるぐる回転すると
合計424回転のところで勝手にフタがあいて
完成タイミングをしらせてくれる、
そして、424回というのは
後の人が分析した結果として、北大路魯山人が述べた
最もおいしい納豆の食べ方を実現するための回数であって、
それを実現させるマシン」
である。
今回、石塚姉弟からは
「実験用」として
1セット3パック入り×6セット=18パック
もの納豆をいただいた。
初回に使用したのは
くめ納豆製作による、小粒納豆。
これは初めて食べたんだけど、なかなかおいしい。
まずは納豆をマシンに投入します。
先日の記事にも書いたけど、
ここでいきなりタレとか醤油を入れてしまう人は
納豆のなんたるかを分かっていない。
そんなことをしたら、
納豆の命である「ネバネバ」が出なくなってしまう。
何もいれずに、まずは混ぜる!!
それは、魯山人も言っています ↓
これは「混ぜ機」のパッケージ。
なるほど、だいたいのところは書いてあるけど、肝心のことが書いてない。
納豆は、混ぜる前に
冷蔵庫から取り出して
常温に戻しておくべし。
パッケージには書いてないけど、
僕はそれを知っていたので、それを実践する。
そして、マシンをセットする。
手順は大きく3つある。
まず、ひとつめ ↓
まずはひたすらハンドルを回す。
さっきも書いたけど、
このマシン、
内部機構によって、ハンドルを1回回すと
中の混ぜ棒は2回転する。
このあたりに、発売元・タカラトミーの気合いがうかがえる。
↑ この状態から、
「始め」⇒「まだまだ」⇒「手を抜くな」⇒「気合だ」
そして
⇒「醤油」
になるまで、ひたすらぐるぐるハンドルを回す。
約305回転し、
目盛が「醤油」になると
自動的にフタがパカッと開く。
ここで、醤油を入れる。
最近の納豆は、たいがい「タレ」がついていて、
これはこれでおいしいから
僕はこれを入れるけど、
ネバネバを大量に出す場合、
このタレ1個では到底味が薄い、
なので、そこにかなりの醤油を追加投入する。
フタをしめて、再度ハンドルを回転させる。
合計およそ424回転したところで
フタがパカッとあく。
完成である。
さて、どうなっていることか。。。
こちらが、424回転した納豆の結果です ↓
おおっ!!!!
かなりネバネバが出ておりますな!!!!
さっそくこれを
ほかほかのごはんに乗せていただいてみます。
・・・・おおおおっっ!!!!!!
これはっ!!!!!
なんというフワフワ加減であろうか!!!
うん、まさに
ふわふわ!!!
納豆がこんなにふわふわになるなんて!!!
ネバネバを通り越して、
これはまさに
ふわふわです!!!
言わずもがな、
これは、おいしい!!!!
ええ、とんでもなく
おいしくなりました。
とにかく、ふわっふわっです。
そうですね、
メレンゲのふわふわ加減をさらに倍増させたような、
それでいて、当たり前だけど「納豆」だから
ヘンな甘さとかしつこさもなくて
いつもの納豆の味なんだけど、
それがふわっふわっになって
口の中に広がるとでも申しましょうか。
とにかく、これはめちゃめちゃおいしいです!!
ちなみに、そののち
ほかの納豆でも試してみましたが
いずれも
ふわっふわっ。
ただし、とにかくネバネバ・・・いや
ふわふわの量がハンパないので
タレだけでは到底ムリ、
いつもの醤油加減でも少々薄味になります。
さて、しかしここは公平に検証せねばならないので
「対照実験」として
僕が長年愛用している
「納豆かき混ぜ棒(100円)」にも登場してもらいます。
この棒は、
かき混ぜ部分に細かな突起がついているのがポイントです。
この突起によって
納豆が撹拌されて
いい感じに空気が混ざるという。
実に、いただいた「混ぜ機」の棒も
このような突起がついているわけで
その意味では構造は同じ。
これを使って、同じふうに納豆を混ぜていただいてみると・・・。
・・・。
・・・おいしかった。。。
・・・えっと、
結論からいうと、
いただた「魯山人混ぜ機」の方がおいしいと思う。
が、とにかく
分解して洗ってまた組み立てて
が、めんどくさい。
そのめんどくささが乗り越えられれば
これでこしらえた納豆は確かにおいしいので
まあ、おススメです。
最後に。
僕は今回
魯山人にたどりつくというテーマで納豆をこしらえました。
しかし、この「混ぜ機」、
さらなる機能がついている。
424回で自動オープンするのは
「魯山人モード」。
もうひとつ
「我流モード」というのがついている。
「あなただけの究極の納豆」をつくることができるこのモードは
回転数の制限がない。
無限にかき混ぜられる。
無限です。
一万回だろうが、百万回だろうが
混ぜたいだけ、混ぜられる。
一万回もかき混ぜると
どうせ納豆の粒は、ひきわりを通り越して
もはやペースト状に近い状態になるにきまってて、
それはそれで
なにか新しい発見があるかもしれないけど、
そうなると、もう納豆を食べているとはいえなくなるだろうから、
僕は、やらない。
kama