見ていて飽きないグラップルクレーン作業。。
見ていて飽きないグラップルクレーン作業。机のうえに無造作に置いてあるシャープペンシルや鉛筆にボールペン、そしてマジックなどなど太さの違う筆記用具を まずは端を揃えて、その後、数本つかんでトントンと底面をならし トレイの中に太さの順に並べていくと、見た目がきれいに揃います。 これはヒトの、手の指や手の平や手首や腕にある骨と筋肉と関節のあるおかげで 可能となる作業なわけですが・・・そのような複雑な作業を たとえば山の現場でこなしてしまうのが、林業で「トラッククレーン」とよばれる車両積載形のクレーン類になります。なかでも英語の「つかむ」という意味の「grapple」から名付けられ、その意味の通り木材を「つかみ」、なかんづく捉まえた状態からトントンと端を揃え、その後持ち上げて荷台に載せることができるグラップルクレーンとよばれるクレーンもあって・・・そんな グラップルクレーンの作業のようすが、 ↓ こちら。 [荷台の後部に設置してある]複数の関節を持ったクレーンの腕が、角度を変えながら縦横に動き、地面に置かれた木材の数本をいちどにつかまえては器用にトラック荷台に木材を積み上げていきます。 この場合は トラックの後ろにひっぱっている台車には木材を縦積みに、そしてトラック本体の荷台には[よりみじかい寸法の丸太を]横積みにしていっているという作業の様子がわかりますね。ヒト昔前は・・・とくに足場の悪い現場などでは、人力で、無理を承知で荷台に積み上げていたことも日常茶飯事であったこの林業の現場作業であるだけに、まさに隔世の感ありとしみじみ。。この作業風景・・・[作業している方々には申し訳ないのですが]時間を忘れてずーっとみていたいほどに見ていてとても楽しいものでありましたよ♪ということで、 林業の盛んな県に行かれることがある場合に 道路をこんなトラックが走っている姿をみかけられたら、荷台の後部にある そんな働き者のグラップルクレーンの存在を ぜひぜひ確認されてみてくださいね。 そんなグラップルクレーンつきのトラック。もちろんいまで は山の現場いじょうに、足場の悪い災害現場の復興作業でも たいへんに重宝されています ↑ 。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」