4308198 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ラジオ、ときどきラーメン2

ラジオ、ときどきラーメン2

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

サイド自由欄




2014.07.08
XML
カテゴリ:電子部品
DSC_0075-R.jpg
FM用バリキャップ、1SV184です。上のガラス管に入ったゲルマダイオードみたいなやつ。

以前にFMラジオのチューニング用に使おうかと思って購入して、部品棚にしまいこんで忘れていたものを発掘してしまいました。
ネットでデータシートを探すと、結構いい感じの仕様になっています。
通常ΔLoopで使う、1SV101の可変容量範囲をフルカバー、それを上回る帯域をカバー可能な容量変化の仕様です。
なので、ΔLoopでこれを使用すれば、Highで標準より上下とも広い周波数帯域をカバー可能になるのではないかと、期待します。

DSC_0094-R.jpg
こちらは、1SV161、サトー電気から購入。いつも買っているe-eleさんのバリキャップ在庫が無くなって、これだけになっています。なので取り敢えずこれは使えるのかどうかと思って、トロイダルコアを購入するついでにサトー電気から購入してみました。

DSC_0096-R.jpg
形状はチップ部品の脚を切らないで出荷した、というような形状。ちょっと取り扱いが面倒です。

DSC_0056-R.jpg
まずは、1SV184から測定。

DSC_0061-R.jpg
0V時の値。100pF超えています。1SV101よりかなり大きな容量です。

DSC_0064-R.jpg
8V印加時、この時点で既に1SV101の最小容量を下回っています。

DSC_0063-R.jpg
MAX電圧時。8V時とほとんど変わりません。既にサチっているのでしょうか?

DSC_0097-R.jpg
次に1SV161を測定。

DSC_0099-R.jpg
0V時。

DSC_0109-R.jpg
8V印加時。

DSC_0105-R.jpg
MAX電圧時。

こちらも高電圧時の容量は1SV101より少ないですね。

FM_1SV184&1SV161.jpg
測定結果。

1SV161の方は今まで評価した1SV101代替候補のバリキャップと同じような傾向を示しています。
一方、1SV184はその差歴然です。低電圧域は容量が大きく、低電圧部分で急激に容量が減少する特性を示し、4Vほどでかなり減少。最終的にはその辺たりでサチってしまいます。
仕様よりも10pF程度は多い値ですが、それでも十分1SV101よりも少ない値を取るようです。

ということで、1SV184を実機で使用すれば同調周波数帯域の拡大が望めそうです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.07.08 21:39:34
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.