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カテゴリ:神社
最近、将棋がなにかと話題になっている。そして不思議なのは「観る将」と言って棋士を観るだけのファンもいるらしい。自分はやらないけど観るというのはスポーツなどは大抵がそうで、野球や相撲を観る人のほとんどは自分ではやらないだろう。ただスポーツの場合は自分がやらなくても、観れば凄さは伝わるし、勝敗も細かなルールは別にしてもだいたいはわかる。これに対して将棋は自分がやっていないと指した手のどこが凄いかといったことは分からないのではないか。ただ将棋の棋士を観るだけというのがよくわからない。そのうち下火になるのかもしれないけど。 その将棋の聖地といえば将棋会館であるが、その千駄ヶ谷の将棋会館近くには鳩森神社と言う神社がある。ここは、スマホ騒動の前までは、よく休憩中に散策をしている棋士もいたというので、今のような観る将なんてものがあれば、それ目当てのファンも集まっていたかもしれない。そうでなくとも、なにかと将棋に縁のある神社のようでお御籤も将棋の形で将棋の格言が書いてある。手水は色とりどりの花を浮かべた花手水で最近ではこうしたものが人気なのだろうか。衛生的な配慮から手水の水を柄杓で飲むというのは最近では消えていったようだ。 鳩森神社は広く見どころもいろいろとありそうなのだが、なんといっても第一の特徴は富士塚ではないかと思う。富士参拝の代わりとなる富士塚はあちこちにあるが、鳩森神社の富士塚は別格のように思う。富士塚の石もどうやら本物の溶岩を使っているようで、結構リアルに富士山の気分を味わえる。その分、足元も悪く、歩きやすい靴が必須なのだが、三合目、五合目といった表示もあり、山頂まで登ると、それらしい祠もある。ただ富士塚に登っただけなのにこの達成感は何なのだろう。東京の真ん中にこうした場所があるのは実に興味深い。外国人観光客にもぜひ教えてあげたいくらいの場所である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
東京23区のど真ん中に鳩森神社、そして富士塚ですか。東京は大抵知っていると思っていましたが、知りませんでした。
以前のアウトドア派の私なら、速攻で今日中に行っているでしょうが、歩行困難になっている妻の歩行支援のため自由時間を取るのが儘ならなくなった現在、行ける時間がある時に訪れたいと思います。 思えば七詩さんの紹介のあった多摩川浅間神社とか愛宕山とか、そのほか様々なところへ行き東京及び近郊の隠れた見所の見聞が深められたことに感謝です。 ◇◇◇ 現在の私の心配は、日本が此の儘手をこまねいていれば、中国は必ずやその本性を露わにして日本全域を制圧し、中国建国以来の悲願である西太平洋の統括管理を有無を言わさず、核心的利益として武力を以って敢行、成就するだろうし、その時、日本の悠久の歴史ある由緒ある神社、寺院は跡形もなくすべて灰燼に帰すだろうという事です。 残念ながら、日本が此の儘の国家防衛に怠惰に惰眠を貪り続けていれば、中国が実質的に国是としている「力あるものが力劣る者を制圧し、国境線を書き換えてい事」こそが、国家の普遍的正義の実現となるのでしょう。 中国の政策、外交、進むべき方向性で、その根幹となるものを理解することが大切です。 それは1971年10月に中国が台湾の中華民国に替わって国連に席を得て以来、自国の領土を現状の陸地に固定することなく宇宙、海洋そして周辺国家へと拡大し続けている実情を直視すれば明らかです。 中国の基幹戦略は国境線とは固定化してはならず、軍事力、経済力、政治力、社会文化、国民の意思の力を合わせた国家の総合力によって変化させる事こそが、普遍的正義とする「戦略的境界」の理念に基づいています。 総合力が高まれば、国境は自ずから拡大し中国の領有する陸も海も空も増大するが、反対に弱まれば、中国の領有する陸地、海洋、空間は狭まっていくと云う考え方です。 中国が海軍力と宇宙開発に努めてきたのは須らくこの考え方によります。 中国共産党は数多の国民が飢えに苦しもうが、粛清、内乱により幾千万の人命が失われようが、一切妥協することなく、1ミリもぶれることなく、米国をはるかに凌ぐ軍事力強化の実現を目指して、中国共産党国家のある限り西太平洋全域制覇に向けて邁進し続けているのです。 故に日本の神社や文化伝統、都会の或いは田園の残したい風景を見るにつけ、この風景、状況はあと50年、否20年もつのか切迫した現実の問題として極めて憂慮されるのです。 (2023年11月15日 11時15分39秒)
・曙光さんへ
大げさに書きすぎましたが富士塚は実際には築山よりも小さいくらいものですので、登っている間は下で待ってもらってもすぐですよ。将棋会館も一階の売店くらいまでは一般人も入れるようですし、もしかしたら知っている棋士もみかけるかもしれません。そのほか、国立能楽堂もありますし。なかなか面白い街のようです。 中国は伝統的に自国民を移住させて版図を拡大するという方策をとってきているようですし、また、版図に入れなくとも、移民していった人々が経済や政治を牛耳っているという例もあるようです。米国、カナダ、オーストラリア、NZといった移民国では、中国系移民が増え、しかも、学力や試験で上位にくる場合が多いので、そのうち中国系が大勢力になっていくかもしれません。笑いごとでなく、東洋人の平均IQや脳容量は白人より多いですから。 まあ、日本ももし外国人に支配されるような国になっていけば神社の静謐な雰囲気はなくなるのでしょうね。 (2023年11月15日 13時40分34秒) |