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カテゴリ:映画
前作の続編ということで、最初から前作の世界観を前提としている。そのせいで、前作の時は現実と映画の世界との二重写しに笑えたが、今回は初めから映画世界ができていたので、異世界もののSFを見ているような感じであった。前作が関東の小ネタであったが、今回は関西ということもあったのかもしれない。 異世界もののSFという眼でみれば、それはそれで面白いのだが、やはり前作の現実世界と地続きになっている「そんなバカな」的な面白さの方に軍配をあげる。 関西になじみがないせいか、小ネタもそういえばそうだねと思い当れば面白いのだが、全くの初見ではそういうこともない。「飛び太くん」も「うみの子」もみたことがあるのとないのとでは全く違う。それにしても、滋賀はそんなに特徴のない県なのだろうか。なにしろ昔は都があったところで、かって都であったという歴史はむしろ京都よりも長い。まあ、京都の方はいまでもまだ都だと思っているという説もあるのだが。 そして日本史で都のあったところは、奈良、滋賀、大阪、京都、兵庫、東京しかない。東京については、正式に都と決めた法令等は存在しない。となると続編ででてきた府県は和歌山を除けば皆かつての都である。そんなわけで、元都同士がディスったところでしょうがないとしかいいようがない。そんなことよりも、今回の映画で悪役を引き受けた某自治体が某政党に重なって見えるのは自分だけ? やはり、関西ワールドの壮大なSFよりも、埼玉付近の小ネタが面白かった。行田の田圃アートのタワーとかも、この映画がきっかけで人気が出るのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年12月12日 20時54分03秒
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