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＞おそらく選択肢はいくらでもあったのだろうし、医学部に進むことも可能だったのかもしれない。ただ、実際、医学部という選択をしようとすれば、医師という職業の大変さや責任の重さ、あるいは単純に血をみるのが嫌だなどの理由で躊躇する人もめずらしくないだろう。

まあ、医学部だからってそういうのは臨床に限られた話で、別に臨床でなければ医師免許取って研究するのもよし、本格的に研究するなら医師にならずに医学博士になる道もあるわけで、実際にそういう人はいる。

ただまあ、コストパフォーマンスを考えると、医学部は医師にならないのなら、普通はあんまり行く意味ないと思いますね。

＞そして医療系以外の理系となると、本当に専門を活かそうとすれば大学院レベルまで要求されるし、大学院となれば就職が決まるまでは安定しない生活を余儀なくされる。

いやいや、逆にそんな専門職でなければ、実際の所は理系学卒のほうが文系学卒より有利ですし、専門職になるならば、文系の院卒なんて論外ですから、理系しかないでしょ。どっちにしたって理系のほうが有利です。

＞それに比べると法学部の場合には資格の種類も多いし、各種公務員への門戸も開かれている。

はっきりいいますが、昭和脳の典型ですね。

かつては、○○大学法学部の学士様というと、文系トップみたいな印象で、就職の際に潰しがきくという理由で法学部人気は、それなりに高かったわけですが、逆に言うと、現代では有名大学出て高卒でも取れるようなしょうもない資格しか取れてないような人材は、ガリ勉だけで大学かかった地頭弱い奴なんだろうなという、憶測も働くわけですよ。

ましてや、実務で言えば理系と違って、文系は即戦力人材なんて極めて限られているわけですし、専門職ならば逆に高難度の資格は必須である、どの道、営業や総務で使う人材ならば、有名大学法学部卒にかつての様な有意性があるとは思えません。ましてや、公務員試験対策ならば、場合によっては経済学部・商学部のほうが有利だったりもするわけで。

＞一般論であるが、理系のできる女子の場合、文系教科もできる場合も多い。そうだとすれば、実は女子が理系を選ばないというよりも、文系理系両方できる人が理系を選ばなくなっているというのが実態ではないか。

選ばなくなっているというより、昔からずっと選んでないんですよ。数字が強いというのと、数学的センスがあるというのはまた違う話ですので。又、理系は文系に比べると実験等の負担が多く、本を読んでりゃいい文系とは違いますので、負担を嫌う傾向の強い女性は、当然避けるでしょう。さらに言えば、数学が得意なら、その優位性は、埋没しがちな理系よりも文系でこそ発揮される。

まあでも、理系の女性でも純理系脳ならば本来、理科の選択科目は、物理一択だが、女性は化学生物組が本当に多い。 (2024年04月13日 11時41分23秒)

鳩ポッポ9098さんへ
その知り合いの子は高い志をもって進学したでしょうからひとまずおくとして…。まあ、たしかにレベルにもよりますが、文系理系の選択で理系に行けるものならその方がよいのかもしれません。ただ、かつてはメーカーの技術職採用など女性は不利なようなところがあった。結婚出産による退職の可能性もあったし、プロジェクトＸじゃないけど残業が続くような場面もあったし。今ではそのあたりはどうなのでしょうか。大学入試で女子に下駄をはかせるよりも、民間企業で女性研究職を採用するようになれば違ってくると思いますけどね。
ついでにいうと、文系理系でいうと、文系の方が圧倒的に楽です。教科もそうですし、進学してからもレジャーランドでも卒業はできる。勉強と言っても多くは本を読んでいればよい。しかし、本人のみならず国家社会のためにも、文系理系両方できる人材については理系に行くインセンティブを与えるというのも必要だと思いますよ。徴兵猶予というわけにはいきませんが、国立理系については授業料を昔のような激安にするというのも手だと思います。家が貧困と言うほどではなくとも、安い授業料は受験生にとっては魅力ですし、そういうこともあってかっては地方国立も優秀層が集まっていたのではないのでしょうか。 (2024年04月14日 08時31分20秒)