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カテゴリ:読んだ本
夜間飛行黎明期を舞台にした中編小説で、小説というよりも散文詩のような印象である。 夜間飛行と言うのは今でいえば宇宙飛行に似ている。未踏の空間での絶対孤独の世界と言う意味で。そしてそこで目にする地上の光景や星や月も、今まで普通の人間が見ることができなかったものであることも共通している。飛行機の窓際に座り、はるか下で街が煌めくのを見たらきっと思い出す小説だろう。 それにしても、現代では夜間飛行どころか宇宙に行った人も何人もいる。こうした人々の中で、文章と言う形で宇宙を伝えた人というのはどのくらいいるのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月23日 09時10分06秒
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