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カテゴリ:キリシタン
左下観音(さくだりかんのん」といいます。左 側にある岩壁に寄りかかるように建てられてい ます。会津藩『家世実紀』の記録では、完成し たのは、保科正之公の時代になってからのよう です。会津高田町(現会津美里町)雀林にある 法用寺の三重塔も同じころに完成していると記 されています。 お堂の正面は最上階の左側です。説明板が写っ ていますが、その説明板の向こう側から左手前 に向かって斜面を斜めに上り、そこからこのお 堂の正面のところへ向かって歩いていきます。 このお堂も方位102度±3度方向を向いて います。お堂の中にある本尊は秘仏だそうです が、『新編会津風土記』の記事からすると首が ない石像のようです。 最近になって途中まで車で上がれることが出 来るようになりましたが、それ以前の道は小さ な尾根伝いの直登路で、妊娠している女性には 上り下りは無理だったと思われます。江戸時代 にはどういう方がこの三十三観音参りをされた のか、悩み続けています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.25 15:24:05
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