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2010.10.28
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カテゴリ:キリシタン

【会津の不思議な仏像】

 前述のお堂の正面に祀られている仏像ですが、何の像なのか判りません。頭部は螺髪(らほつ)のように見えますが。右手は餅らではなく横の方に向いています。「施無畏印」ではなさそうです。左手は宝珠か薬壺(やくこ)を持っていたのでしょうか。そうすると、もしかすると薬師如来像なのかもしれません。そして非常に素朴な彫り方が為されています。薬師如来像であれば、螺髪と左手は気にならなくなります。しかし、この村は浄土宗のお寺の檀家になっています。

 また首のところには「三道(煩悩・業・苦)」を表す線が彫られていません。また、この像の着衣はどう考えても衲衣(のうえ)には見えません。そして、この像は一度、火災に遭っているように見えます。応仁の乱で焼けた京都周辺のお寺から、多数の仏像が地方に流れたといわれていますが、しかし、この像、仏師が彫った像には見えません。基本的に、仏師が彫った像でなければ仏像として開眼供養は行われないのではないでしょうか。

 会津だけでなく、会津以外のところでもこうした不思議な像が祀られているところが多々あるようです。そして、前述したように、このお堂のことは『新編会津風土記』(1809)には記されていません。しかし、このお堂に祀られている像が幕末以降にこの村に入ったとも思えません。

 会津では、時として不思議な薬師如来像に出会うことがあります。それが薬師如来であるということは、そのお堂に「薬師堂」と彫られた扁額が掲げられているからで、そうでなければ薬師如来像であるとはまったく考えられない像もあります。そしてこの像の舟形光背ですが、この像のために彫られたものではなさそうです。光輪の位置が低すぎます。







Last updated  2010.10.28 15:41:02
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