|
テーマ:たわごと(26735)
カテゴリ:同窓会「赤い鳥」
ふとしたことがきっかけで…
娘がやっと字を覚えはじめた頃。誕生日に今井保之の手書きの童話集「ゆきまろげ」を与えようと思いついた私は、書店→取次店→出版社→編集者とたどって、あっと言う間に今井保之先生ご本人とお話しすることができたのでした。学生時代からあこがれていた作家先生と電話でお話しできただけでも感激だったのですが。 何回かお手紙・電話でとお話ししている中で「娘はまだ積もるほどの雪を見たことがない。雪合戦をしたことがない」ともらしたのでした…事実その数年大した雪が降っていなかったのです。その年のゴールンウイーク。ご自宅の庭の雪をつめた大きなクーラーバックを抱えた今井保之先生が自宅の玄関に立っておられたのでした。床がびしょびしょになることなんかかまわず雪合戦して、二日間娘と十分に遊んでくれて、また会おうねと帰っていかれた先生の残した小さな雪ウサギと雪だるまは、その後随分長く冷凍庫の中にいました。 すごい感性の持ち主です。そしてあの独特の手書きの文字は、確かに先生がご自分で書いておられるものです。今年いただいた御年賀にも「雪の元旦です」の文字がありました。年賀状まで作品として作られる方です。 優れた作家というのはやはりどこか違っています。今井保之という方は尊敬できる優れた絵本作家です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.03 00:59:16
コメント(0) | コメントを書く
[同窓会「赤い鳥」] カテゴリの最新記事
|