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表紙の汚れた帳面に記された約束の場所「ナンテの木の下で」

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2006.02.03
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カテゴリ:「赤い鳥」ノート
ふたたび今井保之「手書きの童話集」のことです。

節分の「鬼は外!」はそれなりに楽しいけれども。豆もて追われる鬼のことを少しは考えてみようと思った。僕らが鬼のことを考えるなんてそうめったにあることじゃない。本当は鬼のことをそれほど忌み嫌っているわけでもないのだと思う。一寸法師の鬼や桃太郎の鬼は悪さを繰り返していたのかも知れないけれど昔話のキャラとしての鬼の中にはどこか憎めないヤツもいる。悪役を演じなければならないモノの悲しさがある。「泣いた赤おに」なんか十分泣かしてくれたものだ。「こぶとりじいさん」の鬼たちだって別に自分たちだけで宴会やってもりあがってる姿にほほえましさだっておぼえる。

今井保之の「てぶくろを作った鬼」の鬼は悲しい。「ゆきまろげ」も「身知らずの柿」も悲しさ純粋さ弱さ貧しさを語ってみせる。なのにその中にほのかなけれども確かな「あたたかさ」も封じ込められていて。…人も鬼も悲しい。

豆まきの夜。ほんの少し鬼たちのことを思った。真剣に悩んでいるわけではないけれど。
明日にはまた寒さがもどってくるらしい。それでも立春。春はそんなに遠いわけではない。





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Last updated  2006.02.04 01:19:04
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