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カテゴリ:占い神人生生活仕事悩命健康恋愛ブログ
二十歳の時、交通事故に遭い、足と手に障害を持つ身体を強いられました。障害を持ち、車椅子に乗り、人に押してもらって外出すること、ましてや公の場に勇気はなかなか持てないものです。
そんな私に、ある友人から結婚披露宴の招待状が届いたのです。迷いました。 「出席してお祝いしたい。でも新郎新婦の家族や招待客に対して車椅子に乗ってまでも出席することが、好ましいことなのかどうか?」 披露宴間近まで迷いましたが、友人であるその新郎新婦から、 「身体の調子が良いのなら是非出席してもらいたい。席は空けておくからね」 と電話をもらったのです。とても嬉しかったです。 当日、二人の言葉に甘えてたくさんの披露宴関係者に世話をしてもらい、心温まる宴を過ごすことができました。そして、宴の最後に新婦である友人が、私に素敵なブーケをくれたのです。 「もっともっと元気になってね。出席してくれてありがとう」と 『ありがとう』と言わなければならないのは私なのに、何も言葉にならなくて泪で返事でした。でもこの新郎新婦には、言葉では表現できないくらい『やさしさをありがとう』と胸の奥で思い続けています。そして二人にはずっと幸せに暮らしていただきたいと願わずにはいられません。 今もあのブーケは、私に勇気と自信、そして人のやさしさを思い出させてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年01月24日 21時53分49秒
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