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ストップ !! 「第二迷信」

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2007年07月24日
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カテゴリ:数学は芸術だ
「100年したら日本に人がいなくなります」

参議院比例選挙政見放送にて、某おばちゃん政党代表。(注:関西人にとってオバチャンは蔑称ではない)


団塊世代の高齢化と少子化で「2030年には100万人の人口が減る」
で、それが100年続いたら1億人…。

という計算だろうけど、

これは「一次関数」の計算。

「今のままの状態」が続いても、
いまの出生130万人/年から、70年後の出生が30万になって差し引き100万人減る…
というわけではない。
(団塊ジュニア世代からすでに出生数は半減してるが)

世の中には「一次関数」で増える(減る)ものと、「指数関数」で増えるものがあり、
実際には「指数関数」のもののほうが多い

代表が「雪だるま式借金」
「複利計算」というのは、利子に利子がついて膨らんでいく。

ドラえもんの「バイバイン」というアイテムで増やした饅頭は、倍倍(5分で2倍に)で増えていくので、
食べきれなくなって宇宙に捨てたら、一日で宇宙が饅頭に飲み込まれる…。

逆に「半分半分」の場合も、簡単には減らない。
放射能の「半減期が1万年」という物質の場合、2万年で1/4、 3万年で1/8…
けっして2万年で無くならない。(計算の上では、永久に「ゼロ」にはならない。)
減るときのしぶとさも、指数関数の特徴。


政策の是非は別にしても、
「数1」ぐらいは履修してないと、世の中通用しない。

(国会議員の仕事が「女性専用車両」だというならともかく)

現実に、「国の借金」は雪だるま式に増えてきてるけど、返すのは一次関数…?
(住宅ローンの定額返済は、一見、一次関数に見えますが、実際は、利子の返済が大きいので、「元金」は一次関数では減りません。)





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最終更新日  2007年07月24日 22時09分32秒
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