わかりやすい相続税・贈与税と相続対策〔最新改訂版〕
昨日の続きです
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事前相談を受ける際に必ず出てくる言葉が、そうです、遺言書ですね。
では、どんな方に特にお勧めしたいかというと、以下のことでリスクがある方です。
1.相続人以外に人に財産を与えたい
2.個々の実情に考慮したわけ方をしたい
3.“争族”から未然に防ぎたい
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昨日は1を解説しました。
本日は2の「個々の実情に考慮したわけ方をしたい」です。
A 長男が事業を継承しなければならないケース
B 身体障害者などの社会的弱者の子がいるケース
C 相続人に行方不明者がいるケース
事業承継はよく問題になります。
財産のほとんどが事業にかかわるものだったとすると、分割の仕方で必ず揉めます。
公平に分けるために、事業用に財産を売却しなければいけなくなったら、事業継続は困難です。
そういうトラブルを回避するためにも、遺言書が不可欠となるのです。
上記のことで思い当たることがありましたら、
相続専門の税理士さんに、事前にご相談ださいね。
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わかりやすい相続税・贈与税と相続対策〔最新改訂版〕
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