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これもよく受ける質問ですね。
『利益を出すためにはどうしたらよいか?』
昨今の経済状況下において、利益が上がらず苦しんでいる企業が多いですね。
これを解決するためには、次の2つしかありません。
「売上を増やすか」
「経費を減らすか」
このどちらかしかありません。
実際問題、売上をすぐに上げられる会社に、こんなことでは悩まないでしょう。
となると、会社のやることは経費を減らすことになります。
ここに、よく考えて実行しないといけない重要なポイントがあるのです。
まず、経費の削減を検討する場合、まず経費を「変動費」と「固定費」に分けて考えます。
売上に比例して増減するものを「変動費」といいます。
具体的には、商品や原材料の原価、販売手数料などです。
一方、売上に関係なく一定額発生する費用を「固定費」といいます。
人件費や償却費などの経費です。
さあ、経営者の貴方なら、どちらを削減しますか?
この質問をすると、多くの会社は「固定費から」という答えが多いですね。
正解は…
「変動費」からです。
理由は簡単です。
それは、変動費を1%減らすのと固定費を1%減らすのでは、
利益が大きく異なってくるからです。
ということは、変動費の削減から着手した方が、利益は大きくなるということです。
実際計算してみるとわかりますが、ここでは省略します。
しかし、これは「変動費>固定費」という前提があります。
反対に、固定費が大半を占めるビジネスは、ある一定のハードルを超えないとなかなか利益が出ません。
続く…
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