キューバのドミノ
キューバの街頭の名物的な姿は、”ドミノ”というゲームに熱狂している様子。ドミノというと、整列した駒をパタパタ・・と次から次と倒していく・・ものではなく、一瞬マージャンをしているかのような様子で4人(対面に座った2名が同じチーム)で行われ、持ち駒を操っての数字合わせゲーム。おきまりで、”街頭”つまり外にテーブルと椅子を持ち出して行われる。家の中でやっても、もちろんかまわないけれど頭の痛い住宅事情を抱えるキューバでは外のほうが広くて、開放感があって楽しめる、ということか。想像通り、彼らは決して静かに行わない。うるさい。駒のじゃらじゃらという音ではなく、勝ったの負けたの、その手はいいの悪いのと、一瞬見ると罵り合いのように見える。よく見ると笑ってるから、喧嘩じゃないのね。。よかった。極めつけの場所を発見した。ハバナは海岸名物通りのマレコン通り。ここは三車線ぐらいと広い通り。ハバナでは一番といってよいほど交通量が多く、時速80KMぐらいで突っ走ってもよい通りでもある。なんと!その中央分離帯の上でやっていた!それも夜。キューバ人の旦那に何でか?と理由を尋ねると1-通りの街灯よりそこの方が明るくてよく見えるから2-通りすがりの野次馬に邪魔されることなく、心置きなくできるから。(通りすがりの人が、途中で俺にもやらせろ、など、黙っていないらしい。)ふうむ。納得。しかし、キューバ人は本当にいろんなことを考え出すものだ。