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2006年10月09日
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特にハバナビエハ辺りの外国人が多い通りを歩いていると、“ハマ~キ~”“シガ~”と近寄ってくるやから達がいる。
スペイン語で葉巻はTabaco(タバコ)。
どこで覚えたのか日本語では”ハマキ”というのを知っているこの手のヤカラは多い。

どうやって手に入れるのか、正規のものではないものを売ってる人達。当然これは違法行為だ。

キューバ土産の代表格、葉巻。
正規の国営葉巻ショップはキューバのいたるところにある。
生産行程の見学可能な葉巻工場には、ほとんどショップも併設されている。
さすが生産国だけあって、値段は日本の3分の一ぐらいから手に入るのかな。
銘柄も値段の幅もかなりのバリエーションがある。
全て国がコントロールしているので、値段はどこで買ってもほぼ同じだ。
在庫のボリュームに差はあるとしても、どこそこで買ったほうが安い、という価格の差はあまり見受けない。

「ブラックマーケットに行きたいんですけどぉ~それってどこにあるんですかぁあ~~?」

と、耳を疑うような質問をある日本の若い女性からされたことがある。
膝の力が抜けて倒れそうだったけど・・私。
さて、その“ハマ~キ~”の御兄さん達によるブラックマーケット。
当然のように政府はコントロールしたいし、しなければならない。
それは空港での税関コントロールによってなされる。
葉巻は1箱24本入り。23本までは何をどこでいくらで買って国外へ持ち出しても、ノーコントロール。問題なし。
しかし、1箱以上(バラでも24本以上)の持ち出しで、国が発行する正規領収書がない場合は税関にて没収となる。
その後は、日本へ帰るまでに通過する各国の(カナダ、メキシコなど)持込規定にご注意を。
米国は、全てのキューバ製品の持込は禁止なので、もしも米国を通過する方は、没収も覚悟の上で。

街中で人を介して買う葉巻は確かに正規ショップより値段は安いだろうけど、見ただけで、偽物とすぐにわかる。
完全に安かろう悪かろう、ってなわけだ。
面白半分で応対していたら、怪しい場所に連れていかれて買うのを強制されて怖かった・・
なんて話しも聞くし、是非とも自己の責任において過ごしていただきたいと思う。





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Last updated  2006年11月01日 07時46分17秒
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