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2008年01月13日
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そう言われてみれば・・・
最近のハバナの景観に変化がある、ってことに気がついた。

ハバナ名物”CAMEYO"(カメヨ。動物のラクダのスペイン語。
トレーラーで引っ張るこの超大型バスの見た目ががラクダに似ていることから。
収容人数は200名以上とも。ハバナ市内の主要な交通手段として活躍。)
が新しいバスに変わり、めっきり姿を見なくなった。
まだ一部の路線では、今も走っているが、
この風景だけで絵葉書になるぐらい(!)の強烈なハバナのイメージでもあったのに、
あれ?どこにいっちゃった?

このラクダバス。USAの経済封鎖の下カウンターパンチのソビエト連邦崩壊後、
何もかもが消えてしまったその時期に、200万のハバナ市民の足も消えた。
そして、苦肉の対応策で生まれたのがこのキューバ産”カメヨ”。

<アダルト映画マーク付>とも言われ、(一度に沢山の人が乗車して常に満員状態なので、
こぜりあいやら、スリやら、他人同士のシモネタな下品会話も丸聞こえ)
市民にはめっぽう評判の悪かったこのバス。
でも、仕方がないから利用する、ってわけだ。

沢山存在する問題の中で、国民の住宅問題とトランスポーテーション問題は
国の重要取り組み課題。解決策の一つとして”中国”から輸入された
沢山のバスが稼動し始め、国の景観を変化させている、という訳か。
走っている車の産地を見るだけで、この国の流れが見える、というのも興味深い。
アメ車=>旧東欧車(ロシア、ポーランド車)=>西側ヨーロッパ車に韓国車。
そして大型バスは中国車。

でも、多くの人の夢は、高嶺の花、日本車を手にすること。
昨年12月、マイアミへ鳴り物入りで亡命したキューバの有名タレントのC氏は、
日本車のTOYOTAが欲しい、とテレビ番組で言ったの言わないの。

ところで、カメヨが消えたからといって、
ヒッチハイクが消えるほど網羅しているわけではない、ということも追記する。
相変わらず、ヒッチハイク移動は健在だ。





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Last updated  2008年01月14日 01時25分54秒
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