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2008年01月26日
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ここはオールドハバナとセントロハバナの境目。
旧国会議事堂の裏側、もっと言うならパルタガス葉巻工場のお隣。

なんで、こんな所に蒸気機関車?

実はこの場所に蒸気機関車関連の博物館が出来る予定なのだ。
こうやって各所から様々な古い機関車が運び込まれ
再び日の目を見ようと、そのオープンをジッと待っている。

キューバはかつて<シュガーアイランド>と呼ばれ
その利益を得ようと各国投資家の羨望の地であり、
伴う労働力の需要に世界から多くの人が職を求めここにより募った。

もともとスペイン系の入植者により葉巻の栽培と牧畜業がなされていた地。
サトウキビ畑は現在のように農地の多くを占める作物ではなかった。
最初は英国やオランダの植民地で多く栽培・輸出されていたものだ。
ところが、砂糖が儲かり、キューバの土地に適しているとなった瞬間、
次から次へと、この赤土がサトウキビ畑に変貌されていった。

オールドハバナ各所にある現在のプチホテル。
ほとんどは、当時の砂糖成金または奴隷貿易で儲けた富豪の邸宅であった。

砂糖業は他の農作物同様最初は全て人間
つまり奴隷の手と家畜の力によるハンドメイドであった。
砂糖を植える。刈る。サトウキビを切って、それを煮詰める。
出来た結晶それが砂糖。そして船で外国へ送り出す。

英国の産業革命、”蒸気”の力がここキューバにも及ぶ。
ハンドメイドだったその工程に機械の力が加わり、生産規模が一気に拡大。
刈った砂糖キビを畑から精糖工場へ運ぶ、出来上がった製品を港まで運ぶ、
その運搬に投入されたのがこの蒸気機関車であった。
キューバは米国を含むアメリカの中で2番目に早く鉄道が導入された国である。

<<続く>>





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Last updated  2008年01月26日 08時09分30秒
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