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テーマ:障害児の親として(1428)
カテゴリ:家庭生活
東尾理子の告白にダウン症の子を持つ松野明美が複雑胸中吐露
6月3日、現在妊娠5か月の東尾理子(36才)が 自身のブログで、不妊治療の末授かった赤ちゃんに ダウン症候群の可能性があることを告白した。
医師からは、 「羊水染色体分析をすれば、100%の結果がわかりますがどうしますか?」 と聞かれたが、東尾は夫の石田純一(58才)と相談したうえで、 羊水検査を受けないことを決めたという。
そんな彼女の選択に、 <強い女性ですね><勇気づけられました> など、 ブログには応援コメントが3000以上も寄せられた。
しかしその一方で、インターネットの掲示板などには、 東尾の発表自体を疑問視する声も少なくはない。
元マラソンランナーで現熊本市議会議員の松野明美さん(44才)も、 「公表するようなものではないと、私は思いました...」 と複雑な思いをにじませた。
「東尾さんのブログを読まれて"がんばろう"と思われるかたも いらっしゃると思います。いろんな立場のかたがいるから、 いろんな意見があると思う。でも子供が生まれる前から "可能性があります"というのは、何がいいたいのかなって思うんです。 ダウン症の子を持つ母としては、正直少し怒りがこみあげてきました」
松野さんの次男・健太郎くん(8才)はダウン症だが、 「私の元気なイメージが崩れる」 「ダウン症を受け入れられなかった」 などの理由で、しばらくは公にしなかった。
「私の場合、妊娠8か月のときに息子に 心臓病があると医師にいわれました。 でもその後、羊水検査は受けませんでした。 そして出産後、生後10日目で、 息子がダウン症であることがわかったんです。 医療は進歩しましたけど、個人的には出生前診断は 余計なお節介だと思うんです。 出産するとき、障がいの有無にこだわってほしくないです」(前出・松野さん) ※女性セブン2012年6月21日号[infoseek]
今月に入り、いきなりメディアを騒がせたこのニュース。
その後も、以前に収録された番組放映なのでしょうが、 明るい姿で、登場している理子さん。
しかし、こうして、公表することで、 その立場によっては、一つの障碍に対しても、 また告知や公開に関しても、 捉え方も人それぞれであることを感じます。
私が次男を身ごもったのは、20代だったけど、 アメリカでは、羊水検査の有無を全ての妊婦に尋ねます。
それは、生まれてからのことを訴訟に持ち込まれる例が、 当時からあったからだと思います。
私は、裕大の障碍のこともあり、悩みましたが、 生まれてきてくれるなら、障碍の有無は問わないと 夫と話し、検査は受けていません。
理子さんは、羊水検査の前にその可能性を知らされて、 医師側の告知の意図には、 やはり、母には、辛い物があります。
医学の進歩が、命の選択とはならないよう、 道筋を考えていかなければいけない、 デリケートな問題かと感じました。
前にアップした、羊水検査の記事にも、 未だに多くのアクセスを頂いています。
環境汚染、少子化、晩婚、高齢出産と、 出産を臨む女性達には、 今後も、不安が多く付き纏いそうです。
このブログは、画像が既に満杯なので、 あまりアップできませんが、 昨日の、紫陽花です。
外壁を越え、まるで、ひまわりのように、 温かさを感じさせてくれています。
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羊水検査……難しい選択ですね。
理子さんが不妊治療をの末に宿った子どもについて、医師が宣告したことは相当なショックだったと思います。ブログを通して人に言うことで、得られる情報や励ましの言葉が欲しかったということかな、と思います。 怒りがこみあげてきた、という松野さんの気持ちは残念ながら私にはわかりません。経験者の思いや生き方は、未経験者には想像すらできない。 どうするのが一番いいか……答えは人の数(夫婦の数)だけあるということでしょうか。 人生は重い。子どもの人生を決めてしまうことになる親の決断はさらに重い。重い問題です。 (2012.06.08 02:11:34)
おはようございます。
妊娠中にオープンにして世間の方に知ってもらうか出産後しばらくしてから発表するか一長一短ありますからこうであると一くくりにできない難しい問題ですよね。 (2012.06.08 05:32:51)
おはようございます!
発表した事への批判に驚きます。 私は事前に知らされた事に対して二人で相談した結果どんな子であれありのままを受け入れると言う事を言いたかったのだなと思いました。 心中はとても複雑で苦しいはず 温かい言葉も欲しかったのでは・・ (2012.06.08 09:30:55)
理子さんのブログは、ブロ友さんのアップで読みました。
私が産んだ時代は、羊水検査もありませんでした。 生まれて初めて、障害のあるなしを知るのです・・・ それぞれの考えがあるのでしょうが、私は検査が出来る事で自然の法則がどうなのか!? 神様からの授かりもの~そんな神聖な気持ちが損なわれるのでは!?なんて思ったりも~ 右か!左か!?良いか!悪いか!? そんな決められる事ではありませんね~ それでも産む!これを美談とする流れも何か!?? 夫婦それぞれ~環境もそれぞれ~経済力もそれぞれ~ 産まない選択があっても、避難してしまうのは悲しいなぁ~と思ってしまいます。 (2012.06.08 10:23:05)
おはようゴザイマス(*^-^*)週末だワン♪
難しい見解ですね。 わたしは 逆に弱い人間だったから もしかして あえて公表したのかと思ったりもしました。 公表することで 現実から逃げられないように 自分自身を追い込んだのかな?と。 でも生まれてくる前から そういう気持ちでいるのも複雑ですね。 朝から むんむん^^;汗 週末になると・・なぜか元気がでるワン。 今日も一日 誰かを笑わせちゃいましょうか・・キャハ^^ 楽しい一日を過ごしましょうね。 ('∇^*)☆いつもありがとうございます・:*:・゚★ (2012.06.08 11:16:06)
うーん。
考え方、見解は様々で、育児中の松野さんの感じ方は否定できませんが、この時期公式なコメントとして出すのはひかえてあげてほしかったとも思います。 理子さんにしてみれば初産だし、ただでさえ不安になりがちなところに医師の宣告、カミングアウトすることでママになる自分自身をも鼓舞したい気持ちがあったのではないでしょうか。 母子ともにすこやかで、元気な赤ちゃんを出産してほしいです。 現在はどうなっているかわかりませんが 私がお産した10数年前は羊水検査は希望者のみ(高齢の妊婦さんはうけるようすすめられるけどあくまで任意)、 8ヶ月になってからでした。 母体保護と、中絶防止のため・・・ 当時アメリカでは4ヶ月で羊水検査が可能で、そこでなんらかの結果が判明すると統計上産まない選択をする人が相当数にのぼったそうです。 「いのち」の重さ、選択のむずかしさ・・・ 答えはでませんが、考えさせられます。 紫陽花の可憐なうつくしさ、目に灼きつきます(^^)。 (2012.06.08 11:27:15)
いろいろな夫婦の形があるのだと思いました。
生まれる前も生まれてからもあえて言う必要はないと私は考えます、生まれてくる子は芸能人ではないのですから、言ってもいいけど言わなくても、言わなくてもいいけど言っても・・・って思います、子供の人権守って欲しいです。。。 ちなみに私ブログに旦那や息子のことを書くこと了承得てます。。。 (2012.06.08 16:19:58)
羊水検査・・難しい問題だと思います・・。
金曜日もバタバタでゆっくりと伺えずに申し訳ありません・・。 今日もお疲れ様でした、夜はゆっくりと休めますように・・! いつもありがとうの感謝をこめて・・☆彡 (2012.06.08 17:16:33)
昔なら分からなかったことも検査でわかるように…
そうなると、色々な考え方があるから難しいでしょうね… ブログでその胸中を書く事も、昔ならなかったことですよね (2012.06.08 17:28:48)
凄く難しい問題なのでなんとも言えません。
同じ立場だったら受けるのか悩むでしょう。 最終的には家族が後悔しないかですが・・・でも受けないような気がします。 (2012.06.08 18:24:38)
NHKで、障害を持つお母さんが、妊娠した子にも同じ障害があると分かって、生むか生まないか苦悩したドキュメントが関西地区でありました。
一番、辛いのは、おそらく東尾さんだろうと思います。だから、発表したとかしないとか、それが批判の的になるのだろうか、と思います。彼女の心中を察すると辛いものがあります。 (2012.06.08 21:07:30)
こんばんは。
石田・東尾夫妻の動きは、若干、胡散臭さを感じます。ただ、年の差婚でもあるので、周りから良い意味でプレッシャーを受けながらというか、世論から後押しを受けながら生活をしたいのかな~とも感じます。 (2012.06.08 22:38:23)
4人目の子の時に検査を勧められました。基本私の病院の先生はそれまでそういう話をしなかったけど大学病院から来てる嘱託の先生だったからかな?
検査を受ける権利を知らせるということでしたが「私は障害のある子でも育てるので」と断りました。 出産前の検査では分からない自閉症の子を授かりましたが…もしあの時検査で自閉症も分かったらどうするかな、とよく思います。 おろすことはしないと思いますが…私はやっぱり産むし育てるだろうと思います。 ただ人がどう思うかということを考えると理子さんのようにある程度自分の考えを明らかにするかもしれません。 つまり、相当考えてもこの子を産むのだというような決意ですかね。 松野さんはそれができにくい状態でおられたのでしょう。長く。 環境は人それぞれですね。 (2012.06.10 01:04:48)
まとめて・・・で失礼します。。<(_ _*)>
それぞれの立場での思いはあるにせよ、表現の仕方も様々で受け取る側も都合が良いように解釈してしまうので、難しいことかと思いました。 自然の摂理には逆らえない以上は、どう受け入れ、消化していくことかと思います。 ダウン症だからどうということでなく、検査によりある意味人間の形にバリアをつけてしまうこと自体が、哀しいことなんでしょうね。 医学の進歩とは掛け離れた人間の感情、その辺のケアが並行してなされないと、妊婦の立場としても辛いものがありますね。 コメント。ありがとうございます。^^ (2012.06.10 15:43:46) |