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カテゴリ:自閉症関連
誰でも楽しく外食を 知的障害者向け注文練習ソフト、ゲーム感覚で ゲーム感覚で飲食店への入店を練習できる知的障害者向けの 「ソーシャル・スキル・トレーニング(SST)」 を、大阪府岸和田市の企業が開発した。 注文の手順が分からずパニックになることを防ぎ、 町で楽しむ選択肢を増やすことにもつなげる狙いだ。 店に入ったら「席に座る/食券を買う」、 食べ終わったら「タッチパネルで会計/お店から出る」--。 社会訓練システム「ジョイアス」は、 回転ずしチェーン店と定食チェーン店の実際の店舗の映像を使い、 パソコン上に表示される場面ごとに 二者択一の選択肢をクリックして進める。 回答を間違えると選択画面に戻り繰り返し練習ができる。 知的障害者は食券式や回転ずしなど注文方法が特殊な店では混乱しやすく、 入店しても固まって何もできなくなることがあるという。 開発した「MOGコンサルタント」(岸和田市宮前町) は建設コンサルタント会社だが、 当事者のニーズを知った取締役の森石勇人さん(49) が専門外の分野でのサービス提供にこぎ着けた。 障害者支援でのSSTは就労を念頭に置いたマナー研修などが多く、 余暇の幅を広げる練習ができるものは珍しいという。 システムを繰り返し利用している 「障がい者地域活動スペースSORA」(枚方市) 利用者の本郷恒治さん(56)は、 「自分で(選択肢を)選ぶのが楽しい。 (実際の店にも)行ってみたい」 と笑顔をみせる。 手助けをしてくれるヘルパーや家族とだけでなく、 今後は友人とも外食をしてみたいという。 森石さんはこのシステムが活用され 「知的障害の人が自信を持って外出し、 食事を楽しめる店が増えればうれしい」 と話す。 【毎日新聞】 便利が不便をも生む時代。 上手く活用して楽しく外食できればいいですね。☄ にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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