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2011.10.02
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カテゴリ:雑談

 へばってる姿

最近ミリタリー一色のブログ内容なので、今日はちょっと息抜き的な雑談で。

まぁ、プラモネタなので、ミリタリーかぶってます(苦笑)。

先月中頃、まだ暑かった頃の話になりますが、休日にプラモを作っていました。
作っていたのは、ドイツ軍で有名なメッサーシュミットMe109G2戦闘機のフィンランド軍仕様で、撃墜数56機で第3位の「頼れる戦隊長」エイノ・ルーカッネン少佐機を作る予定でした。

本当は日本機以外は作るの苦手なのですが(塗装の仕様とか結構異なるので)、先日は運良く入手出来たブルーステル作りましたから、これからは外国機も挑戦していこうとか、ブログの内容に合わせて作って載せようとか色々言い訳考えて作ってみました。

ドイツ機はやっぱり塗装が難しい(苦笑)。迷彩柄は吹きつけ塗装じゃないと上手く表現できません(私の場合技量が伴わないのと、筆塗りなのでやっぱり似ても似つかない感じになってしまいます)

色塗りは上手くいかず満足できませんでしたが、どうにか完成しまして、後は塗装が乾いたらデカール貼り付けてと言う段階までいきました。

でも塗装乾くのに時間かかるし(水性塗料は乾くまで数日かかる時もあります)、仕事が忙しいから、デカール張りは次の日曜にしようと、部屋の片隅にある台の上においていました。

数日後、仕事から帰ってくると、干してあった洗濯物をしまおうと、網戸を開けました。

パク ←ハンガーを加えた音
ぱたぱたぱた ←ハンガーくわえて室内を飛行中
バキ ←ハンガーが壊れた音

「ほえ?」

バキ、ドス、バキ ←メルスにテクニカルヒットした音

「ぎぃやぁぁぁぁぁ!」

もし江戸川区の葛西周辺で、夜怪鳥の叫びが聞こえたという方がいたら、それは私かも知れません(笑)。

壊れたハンガー(木製の結構古いヤツ。そのためかなり重いものでした)とそれにかけてあった洋服は、そのまま勢いに乗って落下し近くの台の上にあったメルスに直撃し、ものの見事に粉砕しました(涙)。

大破したメルス

↑思わず壊れたメルスの前で、がっくり沈んでいます(笑)。

損害状況は、左車輪が切断されて破損、右車輪が吹っ飛んで行方不明、アンテナが破損行方不明、プロペラが変形して破損で、ちょっと修復は難しそうです・・・(涙)。

これが小学生の頃なら、遊ぶのが主目的なので、車輪が壊れていても気にしないのですが・・・(苦笑)。

仕方がないので、今回の機体は塗装などの練習台にした後、使える部品を回収して処分することにしました。
狭い室内でプラモ作成、気をつけないといけませんね(苦笑)。

と、本当にただの雑談でした(汗)。

それではまた。

PS

メッサーシュミットの略称について、もしかしたら「間違ってますよ」と思われる方がいるかも知れませんので、少しだけマニアックな解説します。

現在の書籍やプラモの箱絵には、「メッサーシュミットBf109・・・」と書かれることが多いのですが、私は「Me」という略称を使っています。

どちらが正しいのかというと、どちらも正解です。

二つの略称が存在するのは、この戦闘機を作った会社バイエルン航空機製造(BFW)が、1938年に社名変更してメッサーシュミット株式会社(Messerschmit A.G)に変わった事に由来します。

ドイツ空軍省では、社名変更後も書類上は「Bf」を使い続けたのに対して(ややこしいのは「Me」という名称も途中から使うようになります)、ドイツ軍のパイロットたちは新会社の略称「Me」を使っていたため、双方の略称が共存してしまったという事情があるようです。

ちなみにそんなドイツの事情を考慮しないフィンランドのパイロットたちは、素直にMeという略称と、メルス(メッサーシュミットの略)という愛称で呼んでいます。

「大事なのは109という数字(メッサーシュミット社がバイエルン時代から開発した機体数)なのであって、BfかMeかはたいした問題ではない」とは、この手の論争に飽き飽きしたらしい、アドルフ・ガーランド中将(第二次大戦でのドイツ軍撃墜王の1人。出撃回数705回、撃墜数104機。終戦時はジェット戦闘機隊第44戦闘団(JV44)の司令官)などの見解です。

まぁ、BfだMeだと、それがどうしたという話なのですが、歴史やっているとこういう名称を疎かに出来ないこともあるので、蛇足な解説でした(汗)






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Last updated  2011.10.02 23:24:26
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