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カテゴリ:旅行・史跡など
かなり明るいですが、まだ日の出前です。 何とか九合目まで辿り着きました。 私は、特に山頂で御来光を考えていませんでしたから、この場で待ち受けることにしました。 御来光です。 太陽がどんどん昇って来る光景は、鳥肌ものでした。 周囲を見回すと、手を叩いている人、ガッツボーズをする人、太陽に向かって手を合わせている人、杖を振っている人、「ヤッホー!」「万歳!」と声を上げる人、いろいろな人間模様をかいま見られます。 この場には日本人以外も、アメリカ人、ロシア人、インド人(もしくは東南アジア系の方々)、中国人、韓国人など、いろいろな人種の人がいましたが、いずれも反応も似かよっているのが興味深かったです。 ひととおり御来光を堪能すると、登山者たちは山頂目指して淡々と登山再開です。 山頂まで残り200メートル、岩登りのはじまりです。 見ての通り登山者が列を作っていまして、牛歩の如く、一歩ずつ進みます。 前が詰まっているので、この200メートル進むのに、約1時間かかりました(汗)。 この鳥居をくぐれば、富士吉田口頂上(3710メートル)に到着です。 山頂にある久須志神社です。登頂成功のお礼に参拝する方が多いです。 隣の売店も、お土産を買ったり、食事をしたりと、凄い賑わいでした。 私は記念メダルを買いました。 登頂日を入れてもらえるので、とてもいい思い出になります。 ツアー関係の方々は、吉田口頂上で終了のようです。 しかし個人の私は、早速お鉢回りをしながら、富士山の最高点剣が峰(3776メートル)を目指して登山再開です。 反時計回りでお鉢回りしはじめた途端、ガスがかかってきました。 富士山の天気は本当によく変わります。 この霧も 今年の4月ぐらいに見た気がするなぁ(汗)。 特に危ないところはないのですが、景色も見られないし、残念感が強くなります。 先ほどの写真から10分後です。唐突に視界が晴れました。 お鉢も見えました。 富士山最高峰、剣が峰まであと10分です。 この崖の上が富士山の最高峰にして、日本で最も高い場所、剣が峰です。 映っている建物は、気象庁の富士山測候所(現在は富士山特別地域気象観測所に改名されました)です。 測候所の象徴だったドーム型の富士山レーダーは、昭和39(1964)年に設置され、700km先の台風を捕捉できる高性能気象レーダーでした。 富士山レーダーは平成11(1999)年に運用が終了し、今は富士吉田市の科学館に展示されています。 測候所は現在無人施設となっています。 (続きます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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