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カテゴリ:旅行・史跡など
今回の宿泊地、「阿寒湖温泉 民宿 桐」です(写真は3日目の写真です) 登山旅行するようになって、観光ホテルに旅館、山小屋、ペンションといろいろなところに宿泊しましたが、今回初めて民宿に泊まりました。ちょっと感慨深いです(笑)。 この民宿のウリは、24時間いつでも入れるトドマツで作られたお風呂で、とても風情がありました。湯は温泉の源泉掛け流しで非常に熱かったです。宿泊中、私は4回ほど温泉を堪能しました。 お風呂は2、3人ぐらいしか入れませんし、貸し切りタイプではありませんが、ホテルと違って宿泊部屋数は少ないので、他の方が入っている時はその時間をはずせば、実質貸し切り状態で楽しめました。 残念ながら今は食事付きプランはないようですが、阿寒温泉周辺は飲食できる場所も多くコンビニも隣にあるので、食べるところには不自由しません(私は登山後の夕食はアイヌ料理を堪能しました)。 もしまた阿寒に旅行するとしたら、この宿に宿泊できたらいいなぁと思っています。 宿で早寝して英気を養った後、翌日はいよいよ登山です。 雌阿寒岳は、大きく3つの登山コースがあります。阿寒温泉に一番近い登山道はフレベツ林道沿いのルート(阿寒湖温泉ルートといわれているようです)、雌阿寒岳の麓にある野中温泉(雌阿寒温泉)から登るルート、野中温泉の南にある湖オンネトー沿いから登るオンネトールートです。 私は当初、フレベツ林道から登ることを考えていました。 このルートは歩く距離が一番長く大変なコースなのですが、雌阿寒岳の東側から登るため、古い雌阿寒岳火口などを一望できるので、火山命の私としては、一番食指が動いていました。 しかし足の調子がまだ不透明だったのと、19日の天気予報が「朝は曇り、昼は晴れ、夕方から雨」というもので、あまり時間がかってしまうと登山中にまた雨に降られるということ懸念して、泣く泣くこのコースを断念しました。 そのため、一番オーソドックスな登山ルートである野中温泉ルートから登ることにしました。 ・・・まぁ、結果から言うと、天気予報は朝は当たり、昼と夕方が入れ替わりやがったのめ、結局雨にやられることになってしまったので、あんまり意味無かったんですけどね(涙)。 阿寒温泉から野中温泉までは公共交通機関がないので(数年前までは、夏季だけ阿寒湖畔からオンネトーまで観光バスが出ていたようですが、今は廃止されてしまいました)、タクシーを使いました。宿の目と鼻の先にある「阿寒ハイヤー」さんのお世話になりました。 タクシー料金はだいたい5500~6000円ぐらいです。 ふ、普段東京で、5千円もかかるタクシー使うこと無いんですけどね(遠い目)。登山ではこれ位は当たり前にかかるので、その点はもう慣れました。登山の時だけはお金をかける鳥です。 タクシーでゆられて30分、野中温泉登山口につきました。 時刻は朝6時、登山届けを出していよいよ登山開始です。 登山届けのボックス隣にある警告です。火山、しかも頻繁に噴火を起こす山ですから、気を引き締めなければいけません。 野中温泉からの登山道は、山頂までの最短ルートなのですが、道はほぼほぼ急坂の道です。平坦な道はすぐ終わり、早速急坂が始まりました。 一合目到着です。気温は涼しいのですが、急坂続きで汗がひどく出ます。一瞬ジャケットを脱ぎたくなりましたが、それは何とかこらえました(後でそれが正解だったことがよく分かりました)。 二合目到着です。タイムはほぼ想定通りでしたが、急坂だらけで息が上がります。やっぱり事務仕事ばかりで体力が落ちてますね(汗)。 三合目到着です。 山頂を撮ってみました。うっすらと雲がかかっていてよく見えません。いやーな感じです(汗)。 そしてここから火口から1キロ圏内に入ります。 (続きます)
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