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カテゴリ:火山・地震情報の見方
さて、11月の火山活動商況です。 10月から大きな変化は何もありませんでした。終わり! 月半ばに確定データが発表されますから、もし何かあったら改めて書くことにします。特に最近人気の阿蘇山については、何か触れたいことがあったらブログに書こうかなという思っています。 とまぁ、マジでこんな感じで書くことはないのですが、現在噴火警戒レベル2(火口周辺規制)以上の山の状態を簡潔に言うと、浅間山、御嶽山、阿蘇山などは、火山性地震は多めに推移しています。 ただし噴火した山は一つもなく(最近またやけに桜島がおとなしいですねぇ。あの山がおとなしいのは、何か逆に不安になります・笑)、マグマの上昇を思わせるような兆候も全くありません。火山性ガスの放出も遅山は依然大きな状態ですが(11月28日の調査では、2700トン)、噴火の兆候はありません。しかしライブカメラを見ると、激しい噴気が続いていることは伺えます。 どの山もそうですが、今もし噴火が起きるとすれば前兆のほとんど無い状況で起きることがある水蒸気爆発かなと思います。基本的に活動が激しくもならず、衰えもせずと言う感じです。 と言うわけで、鳥が解説もどきを書くことがまったくありません。 今回はこんな感じです。 それではまた。 PS 本日12月6日から、日光白根山と霧島山えびの高原(硫黄山)周辺で、火山警戒情報の運行が開始されることになりました。 ただしこれは噴火の恐れがあるからと言うわけではなく、今までの火山活動の結果から、監視対象にした方が良いという判断になったと言うだけですから、日光白根山やえびの高原が危険というわけではありませんので、ご安心ください。 それにしても霧島山、やっぱり火山の集合体なんだなと思います。霧島山の常時観測対象の山は、新燃岳と御鉢の二つでしたが、最近は硫黄山の火山活動も活発ですから、えびの高原も新しく加わりました。 今のところ栗島の火山群の中で、活動が活発なところはカバーされましたが、これからどうなりますかねぇ。
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Last updated
2016.12.06 22:17:46
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