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カテゴリ:火山・地震情報の見方
2018年になりました。今のところ火山はあまり大きな動きがないせいか、火山がらみの煽り記事はまだ出ていませんねぇ。 もしどこかしらの山が噴火したら、また煽り記事が仰山出るんでしょうねぇ。 浅間山(噴火警戒レベル2、火口周辺規制) 落ち着きそうで落ち着かない浅間山です。 噴火の起きる兆候はなく、火山性ガスや噴煙・噴気の状況も変化なしなのですが、浅間山のになる点は、火山性微動が継続的に続き、さらに低周波地震が大き目な点です。 どちらとも、マグマの動きが活発なことを示しており、火山噴火が起きる兆候とまでは言えないのですが、いつ噴火方向に天秤が傾いても不思議はないので、油断できないんですよね・・・。 また、浅間山西部ではGNSS連続観測上は、僅かながらですが変動が観測されており、マグマの供給は地下で続いているようです。 しかし、今のところは、噴火の兆候はありません。 桜島 (噴火警戒レベル3 入山規制) 12月は昭和火口で4日に1回、南岳火口の方でごく小規模な噴火が何回かあっただけです。 ただし火山性地震は、545回と11月の142回より大幅に増えています。火口内の岩盤の破壊が起きているためと尾根われます。 姶良カルデラへのマグマの供給は従来通り続いていますが、特に大きな変化は起きていないことから、大規模噴火の張虎合うはありません。今まで通りの状況が続きそうです。 霧島山(新燃岳) (噴火警戒レベル3 入山規制) 状況に大きな変化はありません。 えびの高原側は、12日を最後に火山性微動は観測されず、22日に小さめな低周波地震がおきましたが、火山性地震や噴気の状況に大きな変化はありません。 ただ小さいとはいえ、マグマの活発な動きを示す低周波地震が起きていること、地震の発生域が、硫黄山から大浪池などのやや広めの範囲で起きているが少々目につきます。 この辺りは10月に新燃岳が噴火した際の、マグマを供給した地域であり、地下がまだ少し不安定気味なのは、「もう大丈夫」と言えない点なんですよね・・・。 新燃岳は、噴気の勢い・火山性ガスの放出量は変化なしです。傾斜計の変化もないことから、とりあえず10月の噴火後、さらなる噴火に結び付きそうなマグマのチャージは起きていないようです。 このままおとなしくなって欲しいところです。 口永良部島(噴火警戒レベル3 入山規制) 西之島(噴火警戒レベル3 入山規制) 大きな変化はありません。 それではまた。
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