|
カテゴリ:カテゴリ未分類
2月27日(土)にアラブ イスラーム学院で開催される、アラビア語オリンピックの書道の部の出場者がほぼ決まりました。かなり大勢のかたが参加するかと期待したのですが、20名ギリギリの応募となりました。ひょっとしたら後で飛び入りがあるかも知れませんがちょっと少ない感じです。
お稽古をされているかたは増えているのですが、新人のかたも多いので、まだ力不足ということで遠慮しているのでしょうか。 今回のお題は、以前にも書きました、クルアーンの雌牛章115節の全文となっています。 意味は「東も西も、アッラーのものであり、あなたがたがどこに向いても、アッラーの御前にある。本当にアッラーは広大無辺にして全知であられる。」です。 A3用紙に5ミリ幅ぐらいの竹筆で2行に分けて書けばちょうど入るといった分量です。 書体は、ナスヒー、ルクア、ディーワーニ、ペルシアのうち2書体まで選ぶことができます。 書くポイントはいくつかあります。 ○ アッラーという文字が3ヵ所も出てきて、よく目立つのでこれを美しく書く。 ○ 1行目と2行目の単語の長さをうまく揃える。特に1行目は長くなりがちなので長くなり過ぎないように。 ○ ナスヒー書体ではシャクル(母音点)を間違えないように付ける。 あとは、文字や文字の点を忘れないようにすることぐらいです。 一生懸命練習していても、間違って一旦憶えてしまうと間違ったことに気がつかずに本番でそのまま書いてしまうかたを良く見ます。アラビア語を余り知らない参加者も多く、形だけで憶えていると往々にして文字抜けや点抜けがあります。 参加者の中にはかなりのベテランのかたもいますし、まだ初めて数ヶ月のかたもいます。 オリンピックですので、その場で一発うまく決まれば優勝することもありえます。今までのオリンピックでも短期のお稽古されたかたが入賞したケースもあります。 まだひと月ほど時間がありますので、参加者のかたは頑張ってください。 因みにこのオリンピックは一般のかたもその様子を見ることができます。 書道競技は11時10分開始ですが、10時ごろにはアラブ イスラーム学院に入ることができ、ちょっとアラブの雰囲気を楽しむこともできますのでご来場ください。そうそう、昼ご飯と飲み物も無料です。 (アラブ イスラーム学院は、東京メトロの広尾駅、六本木駅、都営地下鉄の麻布十番駅からそれぞれ徒歩10分ぐらいです。場所が分かりにくいので、ホームページの(http://www.aii-t.org/)をご参照ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.29 23:25:07
コメント(0) | コメントを書く |