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朝日カルチャーセンター湘南の担当者の方と打ち合わせていた時に、このカルチャーセンターの場所が藤沢にあると聞いて意外と思われる方が時々いるとの話がありました。
どうも「湘南」のイメージでは、藤沢が余り認識されていない気がすると言われていました。 湘南という呼び名は必ずしも決まった地域を指す訳ではなく、おおまかに言えば相模湾を囲んだかなり広範囲の地域を表す用語として使われているようです。 一番狭い場合、県の行政地域としての呼称では、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町の5市3町になります。 一方、一番広い場合は、車のナンバープレートとして使われている地域として、平塚市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、南足柄市、高座郡(寒川町)、中郡(大磯町、二宮町)、足柄上郡(中井町、大井町、松田町、山北町、開成町)、足柄下郡(箱根町、湯河原町、真鶴町)と7市4郡になります。 湘南という名前はどこから来ているのかを調べてみました。 以前、新宿でお食事会をした時のレストランの名前が「湖南菜館」で、中国の湖南省の名前を取っていました。その湖南省を流れている湘江という川の南に湘南という地域があり、そこは禅宗の盛んな地域でした。鎌倉幕府は「禅宗」を保護し、国内初の禅寺「建長寺」や「円覚寺」を建てたのですが、その周辺地域を中国の湘南に見立てて「湘南」と名付けたといわれています(Wikipediaによる)。 また、湘南と言えば”海”のイメージが断然強いですが、海に面していない秦野市、伊勢原市などの内陸地域も含まれているということです。 意外なことに、鎌倉市、逗子市、葉山町、横須賀市などが湘南には含まれていないことになります。特に鎌倉市は本来湘南の発祥の地のはずですが、現在では行政上のくくりの中では含まれていません。ただ、”圏域”のくくりでは含まれています。これは市町村合併の中の構想として入っているということらしいです。 まあ、鎌倉、逗子、葉山などはその名前だけでブランドになっているので湘南と呼ばれる必要がないということかも知れませんが。 いろいろなくくりはありますが、いずれの場合でも藤沢は堂々の湘南地域です。その湘南地域では初めてのお稽古場所が藤沢で始まりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.24 12:19:41
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