アラビア書道とその周辺

自宅の最寄り駅の駅前商店街で再開発工事がずっと続いていたのですが、ようやく、その一部が４月２日にオープンすることになりました。

私は横浜のこの地に住んでほぼ１８年になりますが、以前からずっと再開発の準備がなされてきたのがやっと、第一期が終わろうとしています。
以前はごちゃごちゃした昔ながらの商店街で、まあ風情があると言えばあったのですが、それほど活気がなく、ちょっとした買い物でも近く隣接する駅まで行かざるを得ない状況になっていました。
再開発の話は１９９０年代からあったようですが、古い土地柄でもあり、なかなか進捗せず、２００４年にやっと始められたとあります。町並みをすべて変えるのですから大変な事業です。

このあたりは１０年ほど前から、大企業が手放した工場跡地などにマンションがどんどん建設され、新住民が増えたこともあり、もともと交通の便の良い土地でもあったので、一気に再開発の準備が進み始めた感じです。４年ほど前に、商店街を完全に壊して、更地にして、掘り返していました。
もとあった商店街の店はいったん仮建設のビルに入って営業したり、しばらく休業したり、廃業したところもありました。

新しい街並みになると、駅がこの再開発されたビルに直結され、そのまま雨にも濡れずバスターミナルやタクシー乗り場に行くことができるようになります。ビル内には旧商店街にあった店以外に、新たに外部から多くの店が入るようになります。今まではなかったビジネスホテルまでも出来上がっています。一挙に今までの商店街の規模の数倍のスケールに生まれ変わりそうです。
工事は更にあと２年ぐらい続き、官公庁のビルが近くに出来上がって全部が完了します。

また、駅前だけの再開発だけではなく、ＪＲの開かずの踏切も改善され、地下トンネルが掘られ分断されていた街が東西がつながることにもなります。このトンネルができたら、ひょっとしたら箱根駅伝のランナーも通れるようになるかも知れません（？）。本来の駅伝ルートでは国道１号線を走るべきところ、現在はバイパスを走っていますので。

デフレ時代で景気のよい話がないのですが、この駅前付近だけはかなり景気の良い様相を見せています。毎日毎日新しい街が出来上がっているのを見るのはなかなか楽しいものです。