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アラビア書道とその周辺

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2010.03.27
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中東諸国からの依頼というのはいつもギリギリになってやってくるのですが、今回、IRCICA(イスラム歴史・文化・芸術センター)から本田先生にある依頼がありました。

その内容は、5月末にUAEのアブダビで、2月末に締め切った第8回競書大会の優秀者の発表と展示を行うが、それと同時に以前の競書大会の優秀者の作品展も行うので、本田先生にも作品を出して欲しいというものでした。作品自体は5月10日までに送付すればいいのですが、3月末までに、作品の写真、履歴書、作品を書いているところの写真などを送れとあります。依頼が来てから10日ほどしか時間がありません。

本田先生はそれなら、手持ちの作品を出そうと思ったのですが、サイズに規定があり、且つ装丁していないものとの制限がありましたので、結局新たに作らなくてはなりません。
ということで本田先生はまたまたしばらく作品作りに大忙しです。

最近、中東の、特に湾岸の国々が文化事業に熱心です。
先日行ってきたばかりのカタールもそうでしたが、今度はアブダビです。
更に更に、以前にもちらっと言ったかもしれませんが、ドバイの隣の国、シャルジャーが国中のかなりの文化遺産を持って、今年から日本各地の博物館を展示して回ることになっています。

どの国も石油や天然ガスで現在経済的には潤っているのですが、独立してそれほど時間が経っていない国ばかりなので、歴史・文化面で弱いところがあります。国づくりの一貫として、文化面にも力を入れていこうと言う事で積極的にお金を使って博物館や美術館などの建設などにも投資しているように見えます。今回のいろいろな事業もその一環と思われます。

それぞれの国がアイデンティティを確立しようともがいている時期かも知れません。
歴史・文化はなかなか一朝一夕にはでき上がりませんが、これらの国には建国から現在までの流れを振り返り、再認識し、将来の国家像をしっかりとイメージしていって欲しいですね(そんなこと言われんでもわかっとるわ、と言われそうですが)。





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最終更新日  2010.03.31 00:49:22
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