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銀行から3月の取引実績の通知の紙が送られて来ました。
つらつらと内容を読んでいると、恐ろしく意味のわかりにくい文章に出会いました。 「(ATMの使用において)社会通念上、純粋に個人としての金融ニーズに基づくお取引であると認められる限度を超える頻度および態様でご利用された場合」 果たしてこの文章を一読して意味がパッとわかる人がいるのだろうかと思います。『態様(物事のありさま。状態。ようす)』という単語も今ままで余り見たことがありません。銀行や生保などから、時々このような文章が送られてくるのですが、厳密に言おうとすればするほど、わかりにくい文章になってしまっています。まあ、いろいろと突っ込まれると困るからでしょうが、これだけ分かりにくくすればどう突っ込まれても回答できそうですが。 さすがにこの文章だけでは分かりにくいと思ってからか、カッコ書きで補足説明があり、(ATMにおいて、かかる限度を超えて両替またはこれに順ずる多数枚紙幣の引き出しを行った場合等)と書いてありました。確かに多少分かりやすくはなっていますが、それでもお役所臭のプンプンする文章です。 一言でいえば「不適正と思われる利用をされた場合」で済んでしまうような気がします。それよりも、具体的に金額と回数を書いておけばすんなり分かるかと思うのですが、それが書かれていないので余計にわかりにくくなっています。 分かりやすいことばで、簡潔に物事を説明することは非常に難しいことで、他山の石として気をつけねばならないと思います(キレイにまとめすぎ?)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.04.23 11:02:02
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