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カテゴリ:旅
7時00分ホテルのすぐそばのチケットセンター出発。一日券50JDを買う。
最初のスポットエルハズネ神殿まで約30分。ずっと軽い下り坂。途中に石畳の道、狭い隘路があったりと変化に富んでおり、簡単に到着。開けた広場の前にまさにインディジョーンズの世界。時間のない観光客はここで引き返す。 このまま観光ルートを歩いては面白くないので、地球の歩き方に書いてあった一番楽そうなトレッキングルートのワディ ファルサを試してみます。 エルハズネを少し歩いたところの売店脇から登り階段があり、ひたすら登ります。 約30分で頂上の犠牲祭壇に到着。そこからは下り。時々急な階段あり。時々標識が立っていますが、壊れているもの、倒れているものあり、時々不安になります。歩く人も少ないので下手するとここで遭難する可能性も。 見所は多く、ナバティア人やローマ人の住居跡、墓など多数。まだ発掘中のところもあると。 ただ、ほとんどの遺跡に人が多分勝手に住んでいます。ヤギやイヌやロバの鳴き声も聞こえます。 逆方向から来る人はたまにいる程度。夾竹桃が咲く道もあり、変化に富んでいる。そろそろ最終地点に向かうあたりで道が分からなくなる。次第に細くなり、ついには小川に。 これはヤバイと思い、少し戻ったところでベドウィンらしい子供が声をかけて来たので道を聞くついでに立ち寄る。おじさんが出てきたのでコーラを頼むと、子供がわらわらと集まる。8歳を先頭に、1.5歳まで5人の子持ち。奥さんも出て来る。火を焚いて歓迎の意思。お茶代は1JDと良心的。スマホも車も持っている。 道をおしえてもらい、すぐに合流地点のカスル・ビントゥが眼下に見える。 泊まっているホテル系列のBASINレストランがあり、水3JDを買って少し休む。 普通、観光客はここで折り返し出発点に戻りますが、少し頑張れる人は神殿エド・ディルまで行きます。 所要時間は約1時間とありますが、ほぼ全ての行程が登り階段。日差しが強い中、途中何ヶ所か滑りやすいところもあり、かなりの苦行。それでも、ここも見どころらしく登る人が結構多い。ロバを使えば20分だよとロバ引きがしつこく声をかけて来るのを無視し歩きます。ロバといっしょに崖を落ちたくないので。 途中数ヶ所簡素な土産物や飲み物を出す店があります。 約1時間後、エド・ディルに到着。広く開けた先に巨大神殿があります。ちょうど向かいに掘っ建て小屋のカフェがあります。殆どの人はここで一休みです。飲み物はだいたい3JD(480円)。少し高めですが、ロバが急坂の階段を死にそうになって運んでくれるので仕方ありません。 (ロバは人を運んだり、飲み水を運んだりとこき使われます。) 帰りはほぼ下りばかりなので少しは楽です。 BASINレストランからの帰り道はなだらかで歩きやすいですが、ずっと上り坂になります。 往路では別ルートを使ったので、通らなかったメインロードの柱廊通り、王家の墓、ローマ円形劇場を見ながらエルハズネに戻ります。王家の墓はかなり見晴らしが良さそうですか、さすがにそこまでは登る体力はもう残っていませんでした。 15:50に出発点に戻りました。休憩時間を含め、8時間近く歩いていたことになります。総歩行距離は21キロ、階段94階分昇ったことになります。 疲れました。明日は足が動かないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.06.29 18:36:07
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