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カテゴリ:鎌倉・室町・戦国
以前、「中世の台所」を取り上げたことがありましたが、その台所がさらに明確に描かれている絵巻物をみつけたので載せてみました。 これは病気の子供に祈祷に来たお坊さんを、その家の当主が接待するための食事を家人たちがつくっているところです。 やはり以前のブログ同様に分担作業をしていますね。鍋をかきまわす人、火を噴いている人、包丁で切っている人、盛り付けする人、そこ光景をうらやましそうに見ている犬まで出てきます。 囲炉裏の手前には調味料と思われる瓶まであります。 この画をみて思ったのですが、盛り付けている人の真剣そのもの、まるで今の名料理人と同じなんですね。 美味しいものを食べ、美味しいものを創る。人間には欠かせないものであるからこそ「食」ってほんと凄いな~と思うシーンです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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