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あま野球日記@大学野球

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2009.12.22
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カテゴリ:大学野球

2009年11月22日に行われた「セ、パ両リーグ誕生60周年記念試合・プロ選抜vs
大学日本代表」
のこと。


■J-SPORTSの事前の取材では「初球から打っていきたい」と抱負を話していた
大学日本代表のトップバッター・志嶺翔大(東海大3年、沖縄尚学高)。プロ選抜
の先発・前田健太(広島、PL学園高)と相対し、言葉どおりに初球を狙ってフルス
イングを試みた。結果は一塁ファールフライに倒れてしまったが、ここでヒット一本
でも打っていればカッコよかった。

■大学日本代表のスタメンについて、榎本保監督(近畿大監督)は、
「1番・伊志嶺は決まっているけれど、その他は未定です」と、試合前に話していた。
きっとそれは、榎本監督にとって伊志嶺が「絶対の信頼を置ける存在」という証に
違いない。

伊志嶺は、今年(2009年)7月に行われた日米大学野球で下級生ながら2番打者
として打順を固定された。そしてその期待に応えたことが榎本監督の信頼を生んだ
ようだ。

この大会、伊志嶺のほかに下級生(3年)ながら第1戦にスタメン出場したのは、
青山学院大の小池翔大(3年、常総学院高)と東洋大の林崎遼(3年、東洋大姫路高)だけ。
この3人以外はすべて4年生だったから、伊志嶺らへの期待が大きいことがわかる。


■伊志嶺の沖縄尚学高時代、2005年のセンバツと同年夏の2回、甲子園に出場
している。センバツは準々決勝で敗れ、夏は2回戦で敗退した。特にセンバツに出場
した時、1回戦で柳田将利(元・ロッテ)や加守田隆介(現・青山学院大4年)がいた
青森山田高と戦い、スコア16-3で圧勝した。なぜか、この試合をボクはよく憶えて
いる。

ちなみに当時、沖縄尚学時代のチームメイトだった赤嶺慎は現在、日本大の外野手
(4年)。エースだった前嵩雄基は、社会人野球の東芝に投手として在籍している。
その東芝の投手陣には元・明治大の江柄子裕樹(つくば秀英高)や、東洋大姫路
高時代に「アン投手」と呼ばれ人気者になったグエン・トラン・フォク・アンらがいる。

沖縄県勢で初めて沖縄尚学高を甲子園優勝に導いた比嘉寿光(早稲田大-広島-
来年から広島フロント入り予定)がいたのは1999年。また、東浜巨(現・亜細亜大)
が沖縄尚学を2度目の全国優勝に導いたのは2008年のこと。

※尚、アン投手は2010年1月に東芝野球部を退部した。



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