本日付の朝日新聞より。
オリックス・宮内義彦さんの回顧記事があった。内容は「2004年近鉄との合併」にまつわること。
すべてではないが、宮内さんの話に2点共感できた。
(1)まず選手会のストライキについて。
「ファンのため」という言葉を掲げるのは簡単。ただファンに支持されなかったからこそプロ野球は独り立ちできなかった。観客が増えないのに選手の年俸は高騰し、経営が苦しくなった。なのに、厚遇を享受する選手がストをするとは理解できなかった」。
この点について、まったく同感。当時の選手会長は「ファンのため」という言葉をいつも口にした。そして、その後に書いた著書のタイトルは『拍手はいらない!』だったが、何が「ファンのため」?なぜあなたに「拍手する」? 当時の選手会長の言動やストが、まったく理解できなかった。
(2)ライブドアについて
「ライブドアの堀江貴文社長が球場に乗り込む姿がまるで正義の味方のように報じられていた」。
これも同感。なぜあんなフィーバーが起きたのか。いまだに不思議な現象だった。