昨日の【壱】発音は大事に続いて、今回は「忘不了(忘れられない)」な小ネタを^^
時は江蘇駐在時。
登場人物は私、と日本から出張に来ていた丸井さん、という製造指導の方、
そして江蘇の従業員達、です。
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<冬のある勤務中の午前中>
丸井さんが事務所の私の所へやってきて。
丸井 「アコさん、ウータンって何?」
私 「・・・ウータン?・・・もう一度言ってみてもらえますか?」
丸井 「e2dan4」
頭に浮かんだのは・・・
鵝 蛋
私 「・・・ガチョウの卵・・・」
丸井 「分かった、有難う!」
丸井さんは工場へ戻っていきました。
<昼休み>
食堂で食べていると、丸井さんもいて。でも何度も首をかしげてる。
私 「どうしたんですか?」
丸井 「ウータンが・・・」
私 「それ・・・何なんですか?」
丸井 「いやあの、現場の子と話をしてたら ウータンハオチー!(ウータンは美味しい!)
って皆、言うから」
私 「へぇ~」
丸井 「でもさっき、経理に聞いたら プハオチー!(まずい!)って即言われた。
…しかも、すごい顔しかめて」
私 「ん~??変ですね~?・・・経理が嫌いなだけ、とか?」
丸井 「う~ん、でも事務所の子に聞いても、やっぱり即 プハオチー!(まずい!)」
私 「え~??何でしょうね~??」
丸井 「もう一回、確認するわ~」
<夕方>
丸井さんを見かけたので、
私 「どうでした?」
首をかしげる丸井さん。
丸井 「おかしいなあ。今度は現場の子まで『プハオチー!(まずい!)』って言い出した」
私 「ええ~???」
何が何だか・・・
私 「・・・一緒に現場に行きましょうか・・・」
<現場>
10人くらいの従業員が検品しながら組立作業を行っています。
私 「ニイハオ~!^^(手を振りながら入る)工作辛苦了!
(こんにちは~!お疲れ様!)」
それほど忙しくはなさそうなので。
私 「我想問一下,鵝 蛋 好不好吃?
(ちょっと聞くけど、ガチョウの卵って、美味しいの?)」
従業員達 「不好吃ーーー!!(まず~い!!)><」
丸井 「・・・何なんだ・・・(--;)」
私 「・・・那麼ィ尓們上午跟他説的 好吃的東西 是什麼?
(じゃあ、あなた達が午前中に彼(丸井さん)に言った「美味しいモノ」って何?)」
従業員達 「e2 tang1 !!!」
私 「・・・あ~~~~あ(納得)」
従業員達:クスクスクス・・・
鵝 湯 か~・・・
私 「・・・丸井さん、e2dan4じゃなくて、e2tang1ですよ。
卵じゃなくて、スープだったんですよ~」
丸井 「・・・ああ~~~!!!
スープだったのか~~~!!!(嬉)」
やれやれ・・・^~^;;
そして私は事務所へ戻りました。
そしたら、また丸井さんがやってきて・・・
私 「解決して良かったじゃないですか!^^」
丸井 「うん。・・・あの、卵の大きさって日本と中国と違うのかな?」
私 「はぁ?ウータンですか?」
丸井 「さっき俺、現場で『日本的ウータン這麼大(日本のウータンはこんなに大きい!)』
って言ったら・・・」
とラグビーボール大の大きさを両手で作りました。
@@;;←私
丸井 「皆、『ヒェェ~!!』・・・って、のけぞって驚いてた」
・・・(考)・・・
!!!
私 「…丸井さん、それ…(ーー;;
ダチョウの卵じゃないですか…?」
丸井 「・・・うん、ダチョウ・・・」
私 「私・・・
ガチョウって言ってたんですけど~(--;;)・・・」
@0@←丸井さん
丸井 「・・・ガッ??」
私 「ガッ!!」
丸井 「・・・ダッ!! じゃなくて??」
私 「・・・ガッ!!ガーガーのガッ!」
・・・・・・・
後は二人で大笑い^▽^
・・・dan4とtang1,おまけにガチョウとダチョウ・・・
仕事に関係なかったから良かったようなものの。
・・・こんな事もあるのね、と。
未だに忘れられない笑い話の一つです・・・^^;;
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