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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2007/06/26
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テーマ:中国&台湾(3302)
カテゴリ:台湾
【イーチエンルークー】


ホテルにチェックインしてから、

車を呼んでもらって訪問先に出かけました。


外は雨。

フロントのお姉さんが、傘を持ってついてきてくれて

私が乗り込む時には、私の頭を手で覆った。


「まぁ!NI的服務真周到!!」

(あなたのサービスはホントに行き届いてるね!)

と声を掛けたら、

「不,応該的。。(いいえ、そんな。。)」とはにかみながら謙遜。



車に乗って、運転手さんと世間話。


感じのいい人だったので

「明日帰国なんだけど…またあなたの車に乗りたいから、携帯の番号教えて」

と言うと

「いや…会社が配車するから…」と困り顔。


「じゃあ、いいや。ごめんなさい^^」 

そうこうしている内に訪問先に着いた。


* * * * * * * * * * * * * * * *


車から下りたら、50歳くらいの気の良さそうな警備のオジサンが

「登記一下(記帳して)」

と言うので、『これは大陸も同じだな』と書き込んだ。



オジサンが興味深げに 「一個人?(一人か?)」 と聞いた。

「対,我一個人過来了!(うん、一人で来た)」

「ロ那里過来了?(どこから)」

「え…<書きながら>日本」


「ジップンラン(日本人)!?」

「対!(そう)ジップンラン(日本人)^^」



ジップンラン、チャップン、ガムシャ、リーホウ、

くらいしか知らないけど、役に立ったわ・・・^^;




「日本小姐!(日本の女の子!)」 ←「女の子」って図々しいですかね。

「はい!」

「一個人!(一人!)」

「ふふっ^^」



オジサンは、ちょっと引き気味に私を見て 「還年青ロ巴(まだ若いな)」 と言う。


^^;;


「不~!我已経很大了ロ牙!(ブ~!もう、すごい年だから!)」

「不会ロ巴!(そんな事ないだろ)」

「真的!(ホントに)」



「結了婚没有?(結婚してる?)」

「メ~イヨ~ウ!(し~てな~い!)」

「為什麼?(なんでだ?)」

「我也不知道。找不到老公!(わかんない!旦那が見つからないの!)(困り顔)」



お互い顔を見合わせて、噴出した。



「太挑不行!(選びすぎたら駄目だ)」

「え~~~?我没有挑~(選んでないよ~)」

「要找什麼様的人?(どんな人探したい?)」

「う~ん…(考)…有銭的人!(お金持ち)^▽^」

「有銭的人!(金持ちか)」 オジサン大笑い。



「找老公,要看四個条件。(旦那探しはな、4つ条件を見る)」

「什麼条件??(どんな条件)(身を乗り出す)」



第一、有一点銭(少しお金がある事。有りすぎると駄目、2号、3号、4号ができる(笑))

第二、品徳好(人柄良く、道徳がある事)

第三、有穏定的職業(安定した仕事がある事)

第四、非常愛NI (あんたをとっても愛している事)←強調してた。



…このオジサンは、家とかお金とか、言わないんだな。。



「這個~除了四以外,就是NIN了ロ牙!

(これってさ~4以外は、オジサンじゃん?)(笑)」

等と私も言ってみる。



一しきり話して、オジサンが。



「アイヤ~NI・・・(あ~あ、あんた・・・)

我有イーチエンルークー的感覚(イーチエンルークーの感じだよ)」




(~。~)




イーチエンルークー?



出た、成語(汗) ←苦手




イーチエンルークー、分かるか?」

「分かんない、書いて。」

「イーチエンは・・・」

「一に見る?ルーは如し」

「クーは分かるか?」

「照顧の顧?」

「いや。…こう書く」




一 見 如 故(「故」は「旧」とも書きます)




「初めて会ったのに、昔から知っているような気がするって事だ」



へぇ・・・



ちょっと名残惜しかったので。


「オジサン、これ」 と名刺を渡した。

「くれるのか?」

「うん!」

「ここに電話したらいいんだな?(笑)」

「そう!じゃあ、行くね、再見!」

「再見!」






・・・遅刻した(汗)






ミーティングは無事に終了。

ホテルに戻って。

雨が降っていたから外に出るのもままならず、PCもないから

部屋でボーっと窓の外を見ていたのだけれど。



安さんに、劉小姐に、警備のオジサン。

その他、出会った人たち。



温かい人が多かった。



* * * * * * * * * * * * * * * * *



昔、台北に短期留学した時には、正直

「ちょっと前の日本みたい」「つまんな~い」と感じていて。


台湾の人の優しさが、あの頃の私には過剰に思えて、

言ってみれば親と一緒にいるみたいで苦手でした。

だから、ドライで刺激ある大陸に惹かれたのだと思います。


その間も何度か台湾(北ばかりだけど)行きましたが、

やっぱりしっくりこなかった。


変わってきたのは江蘇の頃からでしょうか。

洪経理と知り合って、その他手強い台湾人の得意先に接して

色んな話をするにつれ見方が徐々に変わって。


10何年かの間に台湾も大陸も、それから私個人も変わっていましたしね。。


今回は台湾(新竹がほとんどですが)の写真や話、沢山書きましたが

心の中の台湾の位置づけを整理していた部分もあります。

見方の変化に自分でもとまどっていましたので。



一通り反芻してみて、今は。

台湾の成熟さを心地良く感じ、親切を有難く受け入れる事ができる。

彼らから受けた親切は、他の人にもそうしよう、と思える。


小さな自分の変化ですが、苦手だった場所を「いいな」と

思えるようになった事を、とても嬉しく感じています。


そしてまた。

出会った人で、その土地や国に対する印象が左右される。

当たり前すぎて忘れかけていた事を再認識させられました。





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最終更新日  2007/06/27 08:30:57 AM
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