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Motor & Outdoor Journalist 安藤眞の         逆説的よろず考現学

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Oct 22, 2011
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みなさん、こんにちは。

 奥多摩エリアの放射線計測ですが、アクセスしやすく効率よくポイントが稼げるところから始めたら、図らずも”日本山岳耐久レース(長谷川恒男カップ)”を逆から回る結果になりました。僕も少しでも時間を稼ぐため、息が上がらない程度に走りながら移動しておりまして、気分は”ハセツネ・レーサー”でした(気分だけね(^^;)。

 そのハセツネ杯、今日~明日が本番なんですね。

 放射線計測で歩いている際にも、コースの分岐に立て札が立てられていたり、危険箇所にはロープが固定してあったりと、準備が進められていました。それだけでなく、木の根っこや測量用の杭にも黄色いテープが巻いてあったりしたのですが、そういうのを見ているうちに、なんか違和感を覚えてきました。

 競技として安全管理をしなければならないのはわかります。実際、昨年(一昨年だったか?)の大会では、滑落して死者も出してしまいました。でも、現在の競技形態って、本当に長谷川恒男さんが考えていた形なんでしょうか?

 ハセツネ杯はもともと、ヒマラヤでアタックする際、アタックキャンプを出てから20時間ぐらい行動を続けなければならないことがあり、長谷川恒男さんが長距離のルートを夜通しで歩いてトレーニングしていたことから始まったと聞きます。ならば、極限の疲労状態でリスクコントロールすることも、”課題”のひとつだったはず。安全管理を高めることは、その”課題”を低くしてしまうことにならないでしょうか?

 しかもレースは年々、高速化して、今や優勝タイムは7時間台。当初の「20時間の極限行動の訓練」からは、外れてきてしまっているのではないでしょうか?

 もちろん、現在の形態のハセツネを否定するつもりはありません。こういうスポーツがあってもいいし、記録を押し上げることにも価値はあると思います。ただ単に、放射線調査のために歩いていて、ふと考えたことなので、”その程度の話”として捉えていただいたほうがいいのですが、「本来の目的に沿った形のハセツネ」が、あってもいいのかな、なんて思ったんですよね。

 主催者が用意するのは、チェックポイントだけ。給水も自前でルート表示の看板もなし。靴は2kg以上の重登山靴限定。荷物は15kg以上背負うこととして、それ以上は1kgあたりを時間に換算して走行タイムから差し引くボーナスとする。制限時間は15時間以上24時間以内。15時間でゴールした人が複数いたら、背負っている荷物が重いほうが”勝ち”になります。

 これなら実際の登山訓練になると思うのですが、どうでしょうか?

 






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Last updated  Oct 24, 2011 10:57:39 AM
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