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Motor & Outdoor Journalist 安藤眞の         逆説的よろず考現学

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Jun 11, 2013
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みなさん、こんにちは。

 先日、三栄書房「VWゴルフ7のすべて」の取材のため、豊橋のPDIセンターまで行ってきました。珍しく東京広報からI澤さんが同席して下さったので、帰りはIさんの乗って来た1.2Lコンフォートラインを運転させてもらいながら帰ったのですが、いやー、ACC(前車追従型オートクルーズ)の楽なこと(*^^*)。1.2Lでも3人乗車でパワーが不足するシーンもなかったし、自転車やらカヌーやら運ぶことを考えなければ、自分のクルマとして欲しくなっちゃいましたねぇ(^^)。

 さて、表題の件。帰りの車中で、Iさんと雑談しながら出た話題です。

 VWもEVの開発は行っており、今年中にもup!とゴルフ7のEVが欧州で売り出されるのですが、EVは相変わらず航続距離と充電時間の問題を抱えており、短距離利用でないと、普及させるのは難しいということで話が一致しました。

 そこでIさんから出て来たのが、表題の発言。消防法の改正でガソリンスタンドのタンク改修が義務付けられて以来、需要が少ない過疎地では改修費が捻出できないGSが続出し、廃業を余儀なくされているという話は、以前にもこのブログに書きました

 そこでは「GSはエネルギー備蓄基地でもあり、防災拠点としても残すべきだ」という話をしたのですが、GSが無くなってしまうなら、自宅で充電できるEVを普及させるチャンスでもある、と、Iさんはおっしゃるんですね。これは確かに「なるほど」です。

 GS過疎地は一般に人口も過疎であることが多く、クルマの使用形態は、軽自動車の短距離利用も多いはずで、EVの特性とも相性は良いです。灯油等のエネルギー備蓄拠点が無くなってしまうのは、別の形でフォローするしかありませんが(ガス屋が代行?)、少なくとも給油の問題は解決できます。むしろ短期の停電なら、EVから家庭に電気を供給することで、災害対策にも使えます。

 GS過疎地は農山村が多い傾向にありますが、農作業や山仕事用なら、三菱のミニキャブMiEVがあります。これなら、もっとも高いモデルでも約300万円ですから、ガソリンモデルとの差額200万円を補助しても、先の急速充電器整備補正予算1005億円で、50,250台分をカバーすることができます。EVの普及に補助金を使うなら、都市住民のための急速充電ではなく、困っている過疎地の救済に、ということですね。

 EVをラインナップに持っているメーカーはまだ少ないですが、技術的に言えばハイブリッド車なんかよりずっと楽ですから、こうした制度ができれば、すぐに追随できるはず。GS過疎問題解決とEV普及のアイデアとしては、なかなか良いと思うのですが、いかがでしょうか? 






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Last updated  Jun 11, 2013 09:52:58 AM
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