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カテゴリ:日常のつれづれ/人生
以前、アルケミストや青い鳥のお話を書いたことがありましたでしょうか? 自分自身の中に向き合って行くことは自分と出会うことであり、自分と出会うことが出来ると、自己尊重感が高まるなど非常に強い力となって、その人を支える事になるのではないかと思っています。 そうしたことを書いたところ、ある方から「十牛図(じゅうぎゅうず)」をご紹介いただきました。 禅の教えとして、語り継がれているもののようです。 10枚の牛の絵で、自分自身と出会うことについて描かれています。ほんとうに深い部分を扱っていて、第7,8,9の図は特に難解で、解釈が多様になる事と思います。 実際の図については、京都の相国寺にある承天閣美術館が所蔵しているそうです。 ご興味のある方は、ネット上で「十牛図」で検索されると、読むことが出来ます。 「自分の中にある現実以外に、現実はない。 ほとんどの人が偽の人生を送っているのはそのためだ。 彼らは自分の外側にあるイメージを現実と考え、けっして 自分の内部に世界があることを認めないのである。」 ──ヘルマン・ヘッセ『デミアン』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年06月21日 02時38分06秒
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