姉男（あねお）のワインやっちまった？

ワインをお楽しみいただく前に

モノマネもお楽しみください 

　　
■商品名：ブルゴーニュ・ピノ・ノワール[2009]年・オーク樽熟成・ドミニク・アンスラン(幻のカリスマ的存在クルチエ・ミシェル・ガイヨ・セレクション)・AOCブルゴーニュ・ピノ・ノワールBourgogne Pinot Noir [2009] Dominique Ancellin
■レビュアー：姉男 

■レビュー内容

ブルゴーニュの赤を飲みたいけれど、
あんまり仰々しくなく、気軽に飲みたいなぁ
なんていう時にはピッタリのブル・ピノがコレ。

とはいっても、お値段こそお手軽なものの
「手摘み１００％」「オーク樽熟成６ヶ月以上」と要所は抑えているもの。

色は、紫がかった濃く深いルビー。
粘性～中の上。輝きあり。

香りは、ブラックベリー、チェリージャム、タバコ、煙、丁子などの甘苦スパイス。うっすら肉。
黒系果実や甘苦系の香り。外に向かって広がるというよりも、少し奥まった印象の香り。

味：口に含むと、なめらかな口当たり。ドライでミディアム。
香りほど甘くない、クランベリーなどの赤ベリー系、甘めの梅漬けなどの果実味。
タンニンは細かく、タバコの雰囲気で、口の中をうっすら覆う。
酸は穏やか。

飲み込んだ後は、赤プラムやリンゴの風味の余韻。
果実味よりもスモーキーな風味やタンニンが勝るが、
抜栓１時間でブラックチェリーや核タネ系の果肉の瑞々しさが加わり、
さらに時間が経つと、みっちり詰まった梅漬けの雰囲気も出て、バランス良くなる。

今回の合わせは、
マグロをちょっと甘めの醤油タレに付け込んだ、ヅケ。
醤油とダシの風味がワインの酸味や果実味とよい相乗効果。
ほかにも手羽先を甘醤油で煮込んだものなど、
和風のもののほうが相性よさそうです。

お値段が１０００円台前半なので、深い味わいはないものの、
ブル・ピノの雰囲気は出ているので、値段を考えずに気軽に飲めるのがいいトコロ。
和食に合わせて、どんどん口に運んでください。

今時点では、ちょっと早い感じもするので、
あとほんのちょっと寝かせても、面白いかも。

参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方どうぞお願いします