姉男（あねお）のワインやっちまった？

コレ、川越まつりでも人気の埼玉のお面なんだって？

あはは

あははは。

このブログ、ワインブログじゃなかったっけ?

前回ワインについてのコメントはいつだったけ？

なんて見たら、ちょうど1ヶ月前だった・・・

いくらなんでもサボりすぎ。

というワケで、またコメントが溜まってきた・・・。

コレは3/3に飲んだもの。

去年、一度購入した時にレビューしてるんだけど、
9ヶ月近くセラーで寝かせたから、いい頃と抜栓したもの。

Buorgogne 2009
（ブルゴーニュ）

言わずと知れた、ブルゴーニュ。

ちなみに生産地はココ

ブルゴーニュを拡大

このブルゴーニュは、モレ・サン・ドニ村のブドウと
ジュヴレ・シャンベルタン村の区画のものを使用

生産者は、モレ・サン・ドニ村のヴァンサン・ジャニアール。
実家は8人兄弟で、ヴァンサンは5番目。

ヴァンサン・ジャニアール

ゆえに実家の畑を継ぐことはできないので、

ドメーヌ・ポンソ、ベルナール・セルヴォー、ベルナール・アミオなど
伝統的でクラシックなブルゴーニュワインを生み出す名生産者達の
もとで修業。

その後、2000年に自分のドメーヌを設立。

ただ、畑をまったく持っていなかったので、
ブルゴーニュで小さな区画を少しずつ買い増し（所有は4.67ha）。

また、地主から畑を借り受ける小作人契約などで徐々に畑を拡げ、
現在は44もの小区画でぶどうを栽培。

モレ・サン･ドニ村のテロワールの面白さにつきない興味を抱き、

モレ・サン・ドニ村

（モレ・サン・ドニ村は

北にある「ジュヴレ・シャンベルタン村」の力強さと
南にある「シャンボール・ミュジニー村」の優美さの
　両方を兼ね備えたテロワール）

「できるだけ多くの人に飲んでほしい」と
低価格でコスパのいいワインを造っている生産者。

（ちなみに栽培は、厳格な減農薬栽培で、殺虫剤は一切使用せず）

お買い得なお値段で村名や1級畑もワインも揃っている生産者。 

以下詳細。

●Bourgogne
（ブルゴーニュ）
 　収穫年：２００９年
 　生産国：フランス（ブルゴーニュ地方）
 　生産地：ACブルゴーニュ
 　生産者：ヴァンサン・ジャニアール
 　輸入元：（有）ヌーヴェル・セレクション
 　購入店：ワインセラー・ウメムラ（楽天市場店）
 　購入価格：1974円
 　アルコール：１２．５％
 　ブドウ品種：ピノノワール 100％（平均樹齢４０年）　

　　（2～3回使用樽で10ヶ月間熟成。生産本数：約3500本）
 

色：色：やや濃いめのガーネット。粘性～中の上。テリあり。

香り：熟したチェリー、ラズベリー等、赤～黒系の小さな果実。
　　　湿った黒い土、しおれた赤いバラ、きのこ、濡れ落ち葉、
　　　丁子などのスパイス、たんぱく質のような香りも。

重心が低めの、落ち着いたじんわりとした香り。
夜露が降りてきた森の入口のような雰囲気。

ブルゴーニュグラスに移すと、

こじんまりしていた果実香が

ふたまわり以上膨らむ。

同時に、炊いた米のような旨味系の香りも膨らみ、

ほんのり黒砂糖系の香りも出る。

ちなみに、テイスティングする時は必ず右のグラス

味わい：口あたりはなめらか。厚みのあるエキス分が詰まった印象。
香りと同じ、健全に熟したチェリーの甘い果実味。

舌がさっと覆われるくらいのタンニンがやや多めで
細かく、なじみ始め。

酸は果実味の影に隠れるが、
飲み込んだ後に口の両脇から唾液が上がるほど豊富。

バランスよく、果実味が途中から旨味に変わり、

アフターまで続く。

ミディアムボディの辛口。余韻は長め。

濃度が濃いというワケではないけれど、かと言ってサラリにも寄らず、
野菜を合わせても肉を合わせてもいい。

飲みごろに入ってきた、食事ととても相性のいいワイン。

合わせは、牛カルビのライスサラダ。

（甘めの醤油味で焼いた牛カルビ細切りしたものと
　そのタレで炒め煮したひじき、白ワインビネガーの酢飯、
　レタスで作成）

甘さとビネガーの酸味がワインにピッタリ！

他に、鳥のネック部分の肉の味が濃いめの焼き鳥も相性良し。
鶏でも濃いめの味で、少し脂のあるものがいい。

イメージは俳優の藤本隆宏さん

浅黒く日焼けした、真面目で寡黙で農業青年が
夕食時にふっと微笑んでくれるようなワイン。

 本州のかたは梅雨入り、ご苦労様です

足跡がわりにぽちぽちっとお願いしやす