|
カテゴリ:本
最近手にとって、なるほどというか、私がこころがけていたことがそのまま書いてあったので、ご紹介します。ほんの一部、うん?っておもうところがないわけでもありませんが、著者の言い分通り、過去のトラウマを扱っている本にはあなたの責任ではないととられがち。
私個人としてもセラピーを自分の責任ではなくて、過去の出来事のせいとされるのは不本意だったので、よくわかります。 過去の出来事のせいとしているのではなくて、過去にあったことに対して、条件反射のように、感情もこみで過去にのみこまれているときに、過去のその場所にとどめられていることが往々にあります。 頭でわかっていても、体で感情でつなぎとめられているので、なかなか理屈で説得されても、抜け出せません。 というところにセラピーで脱出を図ることが可能だなと感じているのです。 リアルのその時点に立ち戻ることができても、冷静な判断も必要で、といくつもの立ち位置にいきつ戻りつするのは、なかなか簡単ではなく、自分でやっていると、何度も何度も方向をかえて、しています。 それで緩やかな変化になっていきますが。 とにかく、この本においても、私のスタンスとしても、自分の今ある状況は「自分の責任なんだ」ということを認めるところから始まるというところは同じだと思います。 私もぶちぶちといろいろと愚痴をこぼしますが、結局自分のせいなんだよなあ。と認めたくいないながらにも感じています。 最近大事にしてもらいたい相手に大事にしてもらえない。ということに対して、セラピーをしたのですが、効果てきめん。 相手にすがらなくなりました。 相手に対しての怒りが減りました。 本当に怒っている先がどこにあるのかを自覚したことで、他の人をマトにするのは理不尽だと認識できたようです。 なので、不当だと思う扱いには、文句をいうのですが、怒りの感情が希薄になったので、相手に通じやすくなりました。 これは仕事上でもプライベートでも同じです。 人の脳はアバウトに認識するところがあって、親=管理者、立場が上のものという認識を少なくとも私はしていたようです。 パートナーに対しても私は男性が上位にあるリーダーになるべきと認識しているので、(これは人によって違うと思います。正しい認識とはいえないとも思いますが、今の段階での私の認識で深い位置にある認識です)子供のように甘えるというところがあります。 今も都合よく使わないではないですけど。(^^:) 自分のもつ認識が当たり前になっていると、それが不自然とは思えず、いつまでも同じところに留まります。 なにかがおかしいと思うのなら、自分の中の認識がどのように形作られているか知ることで、先にすすめるのではないかと提案できるかと思っています。 すぐに認識できて改善できるものであれば、セラピーは必要ないと思っています。 自分でできるから。 でも深部にさわるのがつらいものにこそ、自分をコントロールする認識が隠されていると感じています。 なかなかしんどいですけどね。 ま、この本の中で知っておくといいなあとわかりやすいリストがあったので下に記しておきます。 『史上最強の人生戦略マニュアル』 フィリップ・マグロー著 勝間和代訳 きこ書房 1、すべての人がいちばん恐れるのは「拒絶される」ことである。 2、全ての人がいちばん必要としているのは「受け入れられる」ことである。 3、人を動かすには、相手の自尊心を傷つけない、もしくはくすぐるようなやり方をとらないといけない。 4、人は皆-例外なしに-どんな状況にさしかかっていても、「自分はどうなるんだろう?」という不安を、少なくともある程度抱く 5、人は皆-例外なしに-自分にとって個人的に大事なことを話したがる 6、人は自分が理解できることだけに耳を傾け、自分の中に取り入れる 7、人は自分に好意をもっている人を好み、信じて頼る。 8、人はしばしば、はっきりとした理由もなく行動する。 9、上流階級の人の中にも、料簡の狭いつまらない人間がいる。 10、全ての人は-例外なしに-「外面」がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/09/21 12:18:31 PM
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|