カテゴリ:婚活のチップス(コツみたいなの)
一昨日の、代官山でのセミナーで出た話の続き。
参加者の人の、女性の友人。 ルックス、性格、ほぼ完璧。したがって定義によりモテる。 結婚する気もあって、週に二回は出会いの場を持っているそうだ。それはすごい。 でも、なかなか決められない。相手に求める条件はとても多い。経済力は当然の前提だったりする。 個人投資家で数億円の資産のある方と会ったときでも、見かけが好みでなかったようで、「二人の生活を想像できない」ということで、「良いお友達でいましょう」的な展開になったらしい。 参加者の友人、「いったい彼女みたいな人は、どうしたらいいんでしょう?」 じゃあ、ちょっと考えて見ましょうか。 彼女が想定する、ありとあらゆる条件を満たして、かつ彼女のことを愛してくれる人に会えたとする。 そのとき彼女は、どう言うだろうか?あくまで仮説ですよ。 「あまりに完璧すぎて、怖い。彼の気が変わって捨てられたらどうしようとか、浮気されるんじゃないかと思うと、不安になる」。 「あんなすばらしい人が独身でいるなんて、ぜったい何かわけがあるに違いない。後からそれに気がつくとイヤだ。どうしよう」。 ・・・ものは言いようですね。満点の人であっても、潜在しているリスクまで言いはじめれば、決めない理由はいっくらでも見つかります。 なので、問題は、相手に求める条件の高さではない。彼女の「決めたくない」心理が最大のハードル。 人間、選択肢を失うのは怖い。できれば、ずーっとポジションを張らずに、「やろうと思えば何でもできる」という選択の余地を残したままにしておきたい。 まあたしかに、選択肢が一生増え続けるなら、それはそれで幸せかも。たとえば、お金は最たるもの。使い切れないくらい貯めても、増えれば増えるほど、買えるものやできることの選択肢は広がる。 でも、残念ながら結婚や恋愛は違うのです。「時間」という最大の制約要因があるから。 待てば待つほど、選べば選ぶほど、着実に選択肢は狭まっていく。 なので、この友人女性は、マインドセットを変えない限りどうにもならない。でも、変えさえすればあっという間でしょう。 私が彼女に伝えるようお勧めしたのは、「いついつまでにぜったい決める、という時限を切ること」でした。 ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年06月25日 12時12分21秒
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