カテゴリ:映画
一昔前のアクション映画と言えばこんな雰囲気でした。ポール・ニューマンやスティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、若い頃のクリント・イーストウッドなどが活躍していた時期のアクションは、今思えば実に硬派で地味でしたね。最近の作品のように国家的陰謀だの核兵器強奪だの、あるいはクルマがすっ飛んでヘリコプターを落とすとかハッキングで情報を自由自在に操るなどといったマンガチックな要素はまったくありません。脚本もしっかり書かれておりまして、事件の真相を追う謎解きはミステリー映画としても完成度が高いです。そして、このテの映画に必要不可欠な主人公の無双ぶり、さすがオレ様キャラが似合うトム・クルーズが演じているだけあって、ストレス解消にもってこいです。脇役もロバート・デュバルがいい味出してますね。しかし、やっぱりいまどきのアクション映画にしては地味なんであまりヒットしなかったみたいです。残念ですね。シリーズ化して欲しかったですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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