憧れの礼文と利尻に渡った日(1)[北海道旅行記(その5)]
2008年4月14日(月) [本日のスケジュール]稚内・ハートランドフェリー(6:50) → 礼文島香深(かふか)港着(8:45) → タクシーで島内観光(約3時間半) → フェリーターミナルで昼食 → 礼文島香深発(13:20) → 利尻島鴛泊(おしどまり)港着(14:00) → 利尻マリンホテルにチェックイン → タクシーで島内観光(約3時間半) → ホテルに戻って夕食、風呂、就寝ホテルライフなんぞ楽しむ間もなく、朝6時にはチェックアウトして、港へ。フェリー乗り場に行ったら、結構、多くの人がいた。1等椅子席、1等座敷、2等座敷ってのがあって、何も考えずに1等椅子席を買ったんだけど、船に乗り込んでみてガーン!旅行記とか読んで1等席って思い込んでたんだけど、こんな空いてる季節に1等席なんて乗る必要は全然なかったんだよねー、完全にプライベートルーム状態、2等座敷で十分だった、、、まあ、記念ってことでね。この後に乗った時は、もう1等は、やめたよ、でも団体さんと一緒になると、ビミョーに2等の席とり合戦になったので、やっぱりもう少し混む時期になったら1等席の方がいいような・・・。ちなみに1等4,400円、2等2,200円だったかな?礼文島観光は、シーズンであれば定期観光バスがあるのだけど、まだなくて、車を運転しない人間は、タクシーか地元の人が乗るバスを駆使するしか・・・。レンタルバイクってワザもあるみたいだけど、おにいさんは免許持ってないからね、私が運転するっていうのは、あまりに恐ろしすぎるので却下。下調べの段階で、私はタクシーを提案したんだけど、おにいさんは、港から反対のスコトン岬にだけ行けばいいってことで、地元のバスで十分っていうのよ。でも、地元のバスだけあって、スコトン岬滞在時間2分、そのまんま折り返しなのよ、それもさみし~よね~。礼文島は、南北に細長く、港は、ほぼ南の端、スコトン岬は、ほぼ北の端。それ以外にも見所はあるのだけれど、あきらめるしかないかと・・・(-_-;)でも、フェリーの中で私が居眠りしている間に、おにいさんがガイドブックを眺めて思案し始めたらしく、、、やっとタクシーを使おうと決心してくれた!観光案内所で聞いてら、タクシーは、オンシーズンは、1時間7,000円くらいから。最初、たっかー!って思ったけど、島だからね、どうしたったガソリン代のこと考えてもね、高いのはしょうがないんだよねー。ちょうど、タクシーの運転手さんがやってきて、フェリーまでの3時間半、1万5千でOKしてくれたので、DONE。車をレンタルしたってそれなりだろうし、ましてや、フェリーで車でやってきたらそれも結構なお値段なので、地元でタクシーっていうのは、それなりに賢い選択だと思うよ。でも、台数が限られているので、シーズンは要予約だそうだ。タクシーの運転手さんといっても、もちろん地元の人なわけで、ほとんどガイドさんみたいに説明してくれて、あちこち連れてってくれて、とってもありがたかった。まずは、東側海岸線に沿って(真ん中や西側海岸線に道路はない・・・)北に行き、まったく植物のない植物園を見学、、、かろうじて芽が顔だしかけてるのはあったけどね。そう、礼文島というのは、高山植物の宝庫、別名「花の浮島」とも呼ばれている。花の咲く季節は、それはそれは素晴らしい・・・らしい。その後は、澄海岬へ、名の通り、海の水が澄んでいてとってもきれいな景色、澄海は、スカイと読むのだけど、それもなんかおしゃれだよね。その後は、最北の地スコトン岬。バスで来てたら、この先に立つこともなく、見渡しただけで帰ることになってたと思う。お土産屋さんもあって、トド肉の缶詰が売ってあったんだけど、おにいさんがかわいそうだからやめてくれっていうんで、買わなかった。。。意外にセンシティブなのね。あとは、写真でざっと説明。途中、ウニセンターに寄ったのだけど、閉まってた・・・(ToT)/~~~前日は開いてたのに・・・って運転手さん、どうやら団体客が来る時とかに開けるらしい。去年、生活ほっとモーニングでこの時期の礼文のウニを特集してたので、すっごく期待してたのに、、、。一通り見終わって、フェリーターミナルまで送ってもらって観光終了。食事は、フェリーターミナル内のお店。生ウニに期待をよせたけど、やっぱまだないらしく、仕方なく塩ウニを注文。寿司や刺身は、やっぱ食べる気にならず、、、そうすると地元の人も食べるようなごくふつ~のメニューだったりするんで、私は、野菜ラーメン、おにいさんは海藻そばかなんか頼んでたね。タクシーの運転手さんの話は、なんかなつかし~というか、ほとんど秋田弁に近いじゃん、、、と、おにいさんは、うちの兄貴とそっくりな話し方だって言うんだけど、聞いてみたら、ご両親が秋田と青森なんだって!礼文島には、ニシン漁の時とか、秋田、青森からたくさん来ているのだそうだ。運転手さんの話で面白かったのが、礼文島は、トレッキングコースがたくさんあって、4時間コースや8時間コース、お散歩コースから健脚コースといろいろある。いつか、ここに来た新婚さんが宿のおかみさんに8時間コースはどうかと尋ねて、そんなに大変じゃないってことで気楽にでかけたら、死にそうに大変だったらしく、それを「新婚さんいらっしゃい」で本気で怒って訴えていたそうだ。私なんて、海岸線の道をみただけで、大変そうだと思うけどねぇ~、足に自信があったんだろうか? 標高こそ高くはないものの海岸線に沿って、岩道を登ったり降りたりするのは、日頃、運動している私でも大変そうに思ったよ。なので、トレッキングを楽しむ方は、しっかり装備してお出かけしてね~!ということで、この後は、利尻島へ。。。