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カテゴリ:その他
今日は野球から離れて、少し違う内容を紹介をします。
夏場以降、学校の課題本で読書をする習慣に影響されてか自分から本を探して、買って読むようになりました。 図書館でもいいのですが、「読むなら買う」ということを決めていて、真新しい本でいつも読んでいます。 本にはさまざまなジャンルがありそれぞれに特徴というのがありますが、僕が好んで読むようになったジャンルというのが「どんでん返し」なんですね。 もうこのジャンルにはまってしまって止められなくなりました。 すでにどんでん返しであるということを知って読んでいるのですが、作者にはめられたりしますし、かなり意外のオチで鳥肌が立つことが多くあります。 どんでん返しの影響というのが、夏に読んだ、荻原浩の「コールドゲーム」が影響しています。 コールドゲーム あらすじ 高3の夏、復讐は突然はじまった。中2時代のクラスメートが、一人また一人と襲われていく…。犯行予告からトロ吉が浮び上がる。4年前クラス中のイジメの標的だったトロ吉こと廣吉。だが、転校したトロ吉の行方は誰も知らなかった。光也たち有志は、「北中防衛隊」をつくり、トロ吉を捜しはじめるのだが―。やるせない真実、驚愕の結末。高3の終らない夏休みを描く青春ミステリ。 あらすじに書いてあるとおり、青春ミステリーにも入るものです。青春ミステリー+どんでん返しということで、ハマりながら読んでいました。 様々な犯人を予想していたのですが、最後の数十ページで驚きのことが。。。 また同著者では、「噂」があります。 噂 あらすじ 「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。 「ラスト一行」に驚きの結末がまっています。いやー、この一行には地下鉄の中で読んでいたのですが、最初は何のことかわからなく、少し考えたのですが、その考えている途中に鳥肌が立ち、地下鉄の恐怖がありました。 荻原ワールドにはまってしまいましたね。 昨日読み終わったのが、東野圭吾の「仮面山荘殺人事件」です。 仮面山荘殺人事件 あらすじ 8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった……。 僕は想像しながり読むので、必ず人物は誰かしらのイメージをつけるんですね。ですので、芸能人にたとえて読んでいたりします。 これも想像しやすく、スラスラと読めたのですが、「このトリックはアリなのか!?」と思うものでしたね。 個人的には楽しめた作品でした。 一応文字制限もあるので、後の2つは僕が読んだ本の中で「Top5」に入るものです。 まずは、1つ目。 乾くるみが書いた「イニシエーション・ラブ」というものです。 イニシエーション・ラブ あらすじ 僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。 金銭の問題で文庫で読んだのですけども、やはり「最後二行」にひかれるものはありました。ですが、最後2行に差し掛かったとき、鳥肌を越したものがありました。 普通にラブストーリーでも問題がない内容なのですが、見事にやられました。 最後1つはこちら。 我孫子武丸の「殺戮にいたる病」です。 殺戮にいたる病 あらすじ 永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。 これは素晴らしい作品だと思いますし、もう読んだあと唖然したというかかなりの衝撃がありました。 完全に作者に騙されました。 この本は描写的にグロいところもあるのですが、読むことをお勧めします。 今後もいつかこういう形で本を紹介していこうかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.22 20:51:33
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