|
カテゴリ:その他
今回で3回目となる、「どんでん返し」の本の紹介。これからもまだまだ読み続ける予定です。
東野圭吾「放課後」(講談社文庫) 放課後 あらすじ 校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を2人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将――犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第2の殺人が……。乱歩賞受賞の青春推理。 僕が好きな本の1冊です。犯人はだいたいの予想がつくものですが、トリックがすごい。。。 まさかこんなことをするとは思わなかったですし、デビュー作であるのに、面白いです。 犯人の動機というところには同情するところがありました。なんか悲しい感じの動機であり、最後の場面もいいものでした。 最後の謎解きをする場面というのは個人的な好きなもので、引き込まれましたね。 歌野昌午「葉桜の季節に君を想うということ」(文春文庫) 葉桜の季節に君を想うということ あらすじ 「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。 ちょっと読むのに時間がかかりましたが、いい本でしたし、見事に騙されました。確かに2度、3度読みたいですし、イニシエーションラブのように1回目と2回目では全く、違ったものになるかと思います。 途中まで描いていた登場人物の姿がとあるところですべて壊れて・・・。 読むことをお勧めするものですが、タイトルは最後にわかるものです。話の筋からは関係あるかどうかは微妙なところですけどもね。 我孫子武丸「弥勒の掌」(文春文庫) 弥勒の掌 あらすじ 愛する妻を殺され、汚職の疑いをかけられたベテラン刑事・蛯原。妻が失踪して途方に暮れる高校教師・辻。事件の渦中に巻き込まれた二人は、やがてある宗教団体の関与を疑い、ともに捜査を開始するのだが…。新本格の雄が、綿密な警察取材を踏まえて挑む本格捜査小説。驚天動地の結末があなたを待ち受けます。 前回作この作者で読んだ「殺戮にいたる病」で唖然とさせられ、この本でも唖然とさせられました。 ですが個人的には納得がいかないものです。。。 どんでん返しとすれば、すごいものですがオチとしては個人的に嫌なものでした。もうちょっといい感じのオチがあるのではないかと思いますが、2度、3度読む本ではなく、1度で十分ですよね。 今日は暖かい日となりましたね。東京でも20℃を越したようです。 季節は冬ですが、感じは春となっていて、動いているとちょうどいいぐらいの気温ですが、動いたり歩いたりすると、冬の格好でいると汗が出てきたりします。 このぐらいの気温で野球を見るのが一番ちょうどいいかもしれないですね。 オープン戦が待ち遠しいです。。。でも一ヶ月後にはハマスタに居るんだろうな。 これからどんどん季節の状況も変化していくでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.14 21:14:08
コメント(0) | コメントを書く |