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カテゴリ:その他
本日は、移動日ということで久々に本の紹介します。
今日は、「伊坂幸太郎特集」ということで、僕の好きな作家の1人である、伊坂幸太郎の本を3冊紹介します。 「オーデュボンの祈り」(新潮文庫) オーデュボンの祈り あらすじ コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。 僕が伊坂幸太郎作品に、はまった最初の本でしたが、ホント素晴らしい作品でした。 まず、世界観というのが、現実ではありえないようなものなのですが、大好きでしたね。この「荻島」の感じが。 先日の銚子観光のとき、「荻島」のような感じと書きましたが、そんな感じであり、どんどんページを進めたくなるものです。 僕の中で伊坂幸太郎の本は、最初からグイグイ行くものではなく、最初のほうはじっくり読む形といつもなります。 そして、結末へ向かうにあたって、もう止まらない状態となります。 それは他の作家とは違うところかと。 俳優を想像しながら読んでいたのですが、「正義は勝つ」というようなものもあり、僕としてはよかったです。 それに、登場人物として居る「桜」がかっこよくて、僕の中では水嶋ヒロを思いながら読んでいましたが、かっこよかったです。 「ラッシュライフ」(新潮文庫) ラッシュライフ あらすじ 泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。 伊坂幸太郎作品に出てくる「仙台」が舞台となっていますが、4つの話が同時に進められていき、最後のリンクするという作品です。 このリンクの仕方が上手く、登場人物それぞれの関係というのも明らかになっていきます。 そして、そのリンクでも「あるトリック」があり、「おっ?」と読者を思わせるところがあります。 この話は4つ進められるので、特に感情移入ということもなく、終わった後はここで紹介した2つの作品ほど、感情というのはなかったのですが、個人的には好きな話でした。 特に僕は黒澤が好きで、そのあとの作品にも色々と出てくるのですが、彼の言葉というのは印象に残ります。 この作品は、映画化にされる予定があり、6月公開予定となっています。 ラッシュライフ この映画が原作とはどのような変更点があるのか、そして「あるトリック」をどうやっていくのか。 非常に楽しみと同時に、不安もあります。公開となったら、観に行こうと思います。 「重力ピエロ」(新潮文庫) 重力ピエロ あらすじ 兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。 オーデュボンの祈りより、心に残る作品となりました。 この「泉水」と「春」の兄弟というのは、僕の印象に残る言葉を残しますし、この兄弟の「父親」。 父親は最後のいい言葉を残してくれるんですよね。最後の場面というのもいいものです。 この作品は、「犯罪」の部分に触れるところもありますし、伊坂作品にも好き嫌いがあるので、「無理かも!」という人は、あまり好きになれない作品かもしれません。 ですが、僕はこの兄弟が好きですし、リンクの仕方というのも上手く出来ていたと思います。 この作品も映画化されるということでありますが、キャストが想像していた僕の中の人とマッチしていたため、いい感じで見れそうです。 重力ピエロ 岡田は岡田でも、「岡田准一」もアリかなと思いましたが、「若い」ときなどや身長のことも考えたら、岡田将生はピッタリですよね。 この作品も見に行こうと思います。 さて、明日からカープ・オリ共にライバルとの戦いとなり、負けが許されません。 明日はカープが大竹、オリが金子と先発されますが、相手が相手だけに1点も許してはいけないですからね。 それに、僕の誕生日ではありますから、「バースデイ勝利」というのをしてくれないと。 西武ドーム3連戦はすべて行き、WBCのトロフィーも撮影してこようと思います。 何度も注意を呼びかけますが、 オリックス側は一塁側となりますので、お気をつけてください! 明日からいよいよ「未知の領域」へと入ります。今まで、軽蔑の目で見ていたスタンドだけに抵抗はありますが、開門と同時に入ります。 まず、応援団がどこに場所を取り、リードのケースが置かれる場所にもよりますが、3試合見て、どうするか決めたいと思います。 椅子席はわからないので、まずは芝生席となりますかね。 明日は東3試合となるので、関西からもメンバーが来ることになります。 明日は始業式でもあるので、クラス替えに不安が生じてきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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